手足口病に予防接種はあるの?赤ちゃんに気を付けるポイントは?

561

インフルエンザなど流行性の病気には、原因ウイルスからの感染を予防するため、予防接種がつきものです。

特に子供は大人と違い、持っている免疫が少ないためきちんと予防しないと辛い症状に悩まされることになります。

今回は夏に流行する手足口病の予防法をご紹介しますので、夏を迎える前にしっかり対策してくださいね!


Sponsored Link


予防接種とは?

562

小さい頃から何となく受けてきた予防接種ですが、予防接種とは一体何なんでしょうか。
■免疫とは

一度かかった病気に対して、「免疫がついた」と言うことがありますよね。
では、この「免疫」って何でしょうか。

「免疫」とは、身体に害を与えるウイルスや菌などの侵入を防ぐことです。
また、知らない間に身体内に害のある細胞が作られていることがあり、その細胞を除去する機能ももっています。

「疫(病気)」から「免」れる機能というわけです。

いわば、自己防衛機能ですね。
■免疫と予防接種の関係

免疫ができる病気は限られており、予防接種によってその病気に対して事前に免疫をつくることができるんです。

予防接種は注射の他、皮膚に付けるだけのものもあり、多くは適用力の大きい乳幼児期に行います。

母親から受け継いだ免疫以外持ち合わせておらず、無防備な状態のため予防接種は重要なんですね。

また、インフルエンザの予防接種などは乳幼児期に限らず、大人でも受けることがありますね。

大人の場合は、病気にかかる前の健康なうちに免疫をつける目的で予防接種を行います。
■ワクチンとは

予防接種は注射などによって体内に何かの薬を入れていますよね。
この薬こそ「ワクチン」なんです。

ワクチンは各病気によって異なりますが、大きくわけると3つの作り方があります。

・病原体(ウイルス、細菌)の力を極めて弱くする
・病原体(ウイルス、細菌)の一部だけを取り出す
・病原体(ウイルス、細菌)の持つ毒素を取り出して無毒化する

この工夫した作り方によって、健康な人の体内に入れても、本当にその病気にならないようにしたものがワクチンなんですね。
■予防接種の効果

予防接種は確実にその病気を予防できるものではありません。

予防接種を受けることにより病気を予防したり、病気にかかったりした場合に重症化しにくくする効果があるんです。

また、各予防接種には「副反応」といった、発熱や腫れなどが起きることがあります。

これは体内にワクチンを入れたことによる反応で、ほとんどの場合すぐに治まります。

極々稀に神経障害や脳炎など、重篤な疾患が生じることもあります。

 

 

手足口病の予防接種はあるの?

563

手足口病は毎年、夏をピークに流行する感染力の非常に高い病気ですね。

特に乳幼児は予防が難しいため、保育園や幼稚園など乳幼児が集団生活する場で急激に感染拡大します。

それだけ感染力が高いのであれば予防接種があると助かりますよね。
予防接種は、国の施策にのっとった「定期接種」と、各自任意で受けることのできる「任意摂取」に分かれます。

定期接種は原則、無料で受けることができますが、国が感染症対策をする上で重要度が高いと認めた病気に限られます。

任意接種は有料で受けることのできる予防接種ですが、国際情勢などを鑑みたうえで、任意摂取だった予防接種が定期接種に変更されることもあります。

また、定期接種と任意摂取で期待できる効果に変わりはありません。

あくまでも国が感染症対策上重要か否かの線引きをしているだけですので、医師はどちらも摂取することを推奨している場合が多いです。
では、手足口病の予防接種はどうでしょうか。

実は、現時点で手足口病の予防接種はありません。

手足口病には予防接種に使用するワクチンも、感染した際に治療する特効薬もないため、予防接種ができないんです!!!

 


Sponsored Link


 

どのように予防したらいいの?

564

手足口病の予防接種ができないのであれば、どのように予防したらよいのでしょうか。

病気を予防する場合には、まずその病気がどうやって感染するかを知ることがポイントです。

手足口病の場合、「飛沫感染」「接触(経口)感染」「糞口感染」が感染経路です。

咳などで飛散した唾などに含まれるウイルス、感染者の手指などに付着したウイルス、感染者の排泄物内にいたウイルスなどが何らかの原因で粘膜に付着することで感染します。

飛沫感染に対しては、マスクの着用である程度予防することができますよね。
飛散したウイルスが口や鼻から入ることを防げます。

接触感染、糞口感染は主に、ウイルスが付着した手を経由して粘膜に付着します。

例えば、ウイルスが付いた階段の手すりを触った手で目を擦ると目の粘膜にウイルスが付着、侵入しますよね。

このような感染経路には手洗いが効果的です。

外出先から帰宅したら、トイレやオムツ交換などの後に、食事の前に、と様々なタイミングに適切な方法で手洗いをすることで、感染を予防できます。

また、どの場合でもうがいは大変効果的です。

万が一、口からウイルスが侵入した場合でも、うがいをすることでウイルスを除去することができます。

うがい薬を使用した場合は、ウイルスを殺菌する効果もありますので、更に高い予防効果が得られますよ!

「マスク着用」「手洗い」「うがい」を全て実行することで、しっかり予防しましょうね。
■乳幼児はどうやって予防する?

大人の場合はマスクや手洗い、うがいもできますが、子供はどうでしょうか。

3歳くらいになれば、自分で手洗いやうがいをすることもできますよね。
言葉も通じるようになるので、マスクの着用も我慢できるかもしれません。

しかし、赤ちゃんやまだ小さな子供の場合、うがいはもちろん、しっかりした手洗いも難しいでしょう。

マスクを着用するなど1歳代までは到底無理でしょう。

そうなんです。
乳幼児にとって手足口病の予防はとても難しいことなんです。

故に、幼稚園や保育園で流行してしまうんですね。
赤ちゃんの場合、基本的に日常生活のほとんどをパパやママ、保育士などがお世話をします。

その場合、お世話をする人がきちんと手洗いやうがいをすることが赤ちゃんにとって最大の予防になるんです!!

家庭内で保育をしている場合、赤ちゃんが自分からウイルスの付着した物に触れる機会は少ないです。

しかし、パパやママがウイルスの付着した手で赤ちゃんのお世話をしてしまえば、赤ちゃんが感染するリスクは高くなります。

 

 

まとめ

565

手足口病は重症化することが少なく、ほとんどの場合、自然治癒を待つことで十分に健康体に戻ることができる病気です。

しかし、やはりできることなら病気にはならないでほしいですよね。

予防接種がないことは残念ですが、しっかり予防することで感染リスクを低く
することができます。

子供が手足口病になるとパパやママは看病に追われ疲れてしまいます。
自分の体力や免疫力も落ち、子供から感染することもあります。

予防法はいたって簡単ですので、面倒がらずに予防してくださいね!

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ