手足口病は爪が割れる?ネイルはしているとあぶない?
手足口病って子供の病気でしょ?と思った人もいると思います。
しかし、大人でも感染原因が揃うと感染してしまう、非常に感染力の強い病気なんですよ!
更に、女性のおしゃれにかかせない爪にまで症状が出ることがあるんです。
今回は手足口病が与える爪への影響をまとめてみました!
普段からネイルをしている女性必見です。
手足口病で爪は割れるの?
手足口病の症状は発熱や水疱性発疹をはじめ、下痢、嘔吐など様々です。
その中でもまだあまり知られていない症状が爪の「脱落」「はがれ」「割れ」などです。
特にコクサッキーウイルスA6が原因で手足口病になり、爪の根元部分に発疹ができた場合に多く、昨年はこの症状を発症する感染者が例年に比べ多かったそうです。
爪の割れなどは、その他の症状がすべて治り、完治した後1か月~2か月程度で現れる症状なんですよ!
これはコクサッキーウイルスA6が一時的に爪の生成を停止させてしまうことが原因と言われています。
爪が割れるというと、爪の先の白くなっている部分が欠けてしまうイメージがあると思いますが、手足口病の場合は二枚爪のようになったり、爪の一部が取れてしまったりする症状が多くあります。
爪の「はがれ」や「割れ」は通常時だと爪先から発生しますよね。
しかし、手足口病の場合は爪の根元からはがれたり、割れたりしてきます。
これは根元にできた発疹のウイルスが影響しているということです。
ネイルははずしておいた方がいいの?
おしゃれにネイルを楽しんでいる女性にとって、ネイルができないことはとても悲しいですよね。
でも手足口病に感染後、爪がはがれる可能性を考えるとしばらくの間お休みをしていたほうがよさそうです。
いろいろ調べてみたところ、何名かは事前に爪を強化しようと、爪強化専用のベースコートなどを塗っていたそうですが、ベースコートごとまとめてはがれてしまったようです。
ネイルは健康な時でも爪に負担をかけるので、ネイルを楽しんでいる方々はいろいろな爪のケアをしていると思います。
よく爪は体調を現すと言います。
病気になると爪が変形したり、弱くなったりするんですよね。
手足口病の場合は、そのようなレベルではなく病気の症状として爪に影響を与えます。
ヒビが入る程度の割れや、爪先がほんの少し欠ける程度ではありません。
ひどい時は爪が1枚剥がれ落ちてしまうほどです。
そのような状態の時にネイルをしていると、本来は一部が欠け落ちるだけの症状が、ネイルによって爪1枚がはがれる原因になることもあります。
また、爪全体が浮いてくるようなはがれ方の場合、ネイルがフワフワ浮いている状態になります。
それをはがすと爪の層も一緒にはがれてしまいます。
ネイルの種類によって影響は様々ですが、はがれは1層目に留まらずそれ以上の層にも影響を与える可能性もあります。
また、個人差はあるようですがネイルをしたままでいると、爪がはがれる時に痛みを感じたという方もいます。
割れた爪は綺麗に治るの?
爪は後から後から生えかわります。
爪の根元から爪先に向かって押し出されているイメージですね。
割れた爪の部分はちょうど、手足口病に感染していた時に爪の根元の皮膚の下にいた部分になります。
その部分が押し出されて、爪の割れている部分が目に見えるようになっているんです。
その割れた爪の部分が治ることはありません。
爪は割れたり、欠けたりすれば自力で治せません。
しかし、割れた爪が見えてきた時、既に皮膚の下では新しい爪が作られています。
時間の経過と共に新しく作られた爪が押し出されてきますので、その頃になればキレイな爪に治っています。
まとめ
いかがでしたか?
ほとんどの場合、手足口病が完治してから1か月程度で爪に何らかの症状や兆候が出ています。
流行りのジェルネイルなどは爪の健康を保つためにも3週間ごとに一旦、落とすことが推奨されています。
手足口病に感染した時にネイルをしている場合は、そのネイルを楽しんだ後、落としてからお休みすると良いですね。
無理なネイルは爪を痛めますので、グッとこらえて様子を見てくださいね!