手足口病の治療法は?かゆみがある時の塗り薬は何がいいの?
手足口病はウイルス性の感染症です。
手足口病では発疹が症状のひとつとしてあげられます。
この発疹は、かゆみを伴うこともあると言われています。
また夏場に流行することが多い感染症でもあります。夏の季節にかゆみの症状が酷いと辛いものになります。
そこで、今回は手足口病でみられるかゆみの症状と、かゆみに効果のあるかゆみ止めについてや治療法について見ていきたいと思います。
手足口病は自宅で治療できるの?
手足口病はウイルスの感染によっておこる病気です。しかし、原因となるウイルスに対してのワクチンや直接効果のある薬は現在ありません。
このいったこともあり、受診しても薬が出されないこともあります。熱が高かったり、発疹が酷かったりすると、その症状ごとに、症状を和らげる薬が処方されることが主です。
症状が酷く出ていない時は自宅で治療することが出来ます、というよりも、よっぽどのことでない限り自宅で治療する病気です。
ただ、だからと言って病院に行かなくてもいい訳ではありませんので、発疹などの症状がみられた時は受診しましょう。
手足口病は5歳以下の子どもに感染しやすい病気です。幼稚園内や保育所内で流行ることからも、手足口病の疑いがあるときは医師の診断を受け、診断内容から幼稚園や保育所に連絡する必要があります。
手足口病は自宅で治療するものですが、病院へは行きましょう。
かゆみがひどい時はどうすればいいの?
手足口病で見られる症状に発疹があります。
発疹の症状は人それぞれで、かゆみが出ることもあれば、出ないこともあります。またかゆみの症状は大人で感染した時のほうが出やすいとも言われています。
手や足、体に出来た発疹にはかゆみを伴うこともあり、口に出来た発疹、口内炎には痛みを伴うことがあります。
また、夏の季節は温度の上昇から体温が上がりやすく、汗もかきやすいため、かゆみの症状が出始めると酷くなりやすくもあります。
かゆみが酷いときには、身近なもので出来ることは、かゆみのある場所を冷やすことです。
冷やしたタオルを当てたり、冷却シートを貼ることでかゆみを和らげます。
また、市販のかゆみ止めを使用することもできます。
水泡が破れそうだったり、薬を使うことに抵抗があるときは医師に相談しましょう。状態にあった薬を処方してもらえます。
塗り薬はどんな種類があるの?
手足口病の発疹でかゆみが酷い時に使われることのある塗り薬をみてみたいと思います。
まず抗ヒスタミン剤・抗ヒスタミン薬です。市販されている薬ですので成分を確認して購入できます。
虫刺され時に使うかゆみ止めを使うこともできます、かゆみに効果のある薬ですので間違ってはいません。
ステロイド剤を使用することもあるようですが、これは自分の判断で使用するのではなく、医師に処方された場合のみ使用した方が良いと思います。
ステロイド剤は基本的にかゆみ止めとして使われるものではないからです。主に炎症に効果がみられるものです。またウイルスを拡げてしまうと言われることもあります。専門家の判断のもと使用しましょう。
まとめ
手足口病の治療について、特にかゆみの症状についてみてみました。
かゆみは我慢することは難しく、寝ている間や無意識にも掻いてしまうものです。
大人よりも子どもの方が無意識に掻いてしまうことが多いのではないでしょうか?また「掻いちゃダメ」と言ったところで我慢できるものでもありません。
なんとかしてあげたいと思いますし、早く治まってほしいと思いますよね。
かゆみのある部分を冷やしながら様子を見て、それではとても対応しきれないといった時は医師に相談しましょう。
最後に、冷やすために使ったタオルはウイルスの付着がありますので、必ず使い回しをしないように気をつけましょう。