手足口病は唾液から感染する?発疹が出たときは?

211

手足口病はウイルスを原因とした比較的軽症で治る子供に多い病気です。

主な症状として発疹が有名ですが、発疹=手足口病ではありません。
アレルギー性紫斑病という一見判別しにくい病気もあります。

今回は感染ルートや似ている病気についてみてみましょう。


Sponsored Link


手足口病はどんなルートで感染するの?

212

幼稚園や保育園に通う子供のいる方にはお馴染みの病気ですよね。

集団感染というと言い過ぎな気もしますが、クラスに手足口病感染者が出ると一気に広まっていきます。

また、一年の中では夏に流行することも知られていますね。

出席停止にならない病気であることも原因の1つかもしれませんが、何故こんなに感染が広まりやすいのでしょうか。

ここでは手足口病の原因と感染ルートについてまとめてみました。

 
■手足口病の原因とは

夏風邪の一種である手足口病はウイルス性感染症です。

原因となるウイルスはエンテロウイルスを主として10種類以上もあります。

この原因ウイルスは高温多湿の環境を好みます。
日本の夏が最適な環境のため、夏に流行するのです。

また、これらの原因ウイルスは胃腸炎をおこしやすいことが特徴です。

 
■感染ルート

・飛沫感染

咳やくしゃみなどにより感染者のウイルスが飛散し、粘膜に付着することで感染します。

小さな子供はマスクを着用することも、咳やくしゃみの時に手を口で押えることも難しいです。

このことから乳幼児が集団生活する場での感染が多いのは必然とも言えますよね。

 
・接触感染

皮膚や粘膜が直接接触することで感染します。

また、間接的にも思えますが食べ物や物を介してウイルスに感染することもあります。
例として、感染者が使ったタオルを使った場合などですね。

幼稚園や保育園の低年齢児の場合は共有するオモチャが感染原因になる場合もあります。

 
・糞口感染

感染者の排泄物内にいるウイルスが口から入り感染することです。

オムツ交換やトイレの後は手にウイルスが付着している可能性がありますので、必ず手洗いをしましょうね!
いかがですか?
思ったより日常生活の中で感染する危険がたくさんありますよね。

 

 

一体何から感染するの?唾液からでも感染するの?

213

感染ルートについてはよくわかったと思います。

では、ウイルスの飛散、付着と表現しましたが、一体原因ウイルスは感染者の何に潜んでいるのでしょうか。

 
■唾液、ツバ

感染者の唾液やツバにはウイルスがいます。

いわゆる飛沫感染は咳やくしゃみによりウイルスを含んだ唾液やツバが飛散することによって感染します。

尚、唾液内にいるウイルスの感染力は1週間程度と言われています。

 
■発疹

手足口病で発生する発疹は水疱性発疹です。

この発疹がつぶれたり、破けたりすることで内部のウイルスから接触感染します。

 
■排泄物

便の中にいるウイルスの感染力は非常に長く、1か月程度と言われています。

オムツ交換などの際に排泄物内のウイルスが糞口感染する危険があります。

 
■鼻水

鼻水などの分泌物内にもウイルスがいます。

小さい子供の集団生活の場合、鼻水がついたオモチャを他の子供が口に入れるなどで感染します。

 


Sponsored Link


 

発疹が出た時は手足口病で確定?

214

手足や口腔内に発疹を見つけると手足口病を疑うことが非常に多いと思います。

特に小さい子供の場合、手足口病は珍しい病気ではないため、勘違いしやすいのです。

ここでは間違えやすい病気をご紹介しますね。

中には体内でアレルギーを起こしているなど予後が危険な病気もありますので、注意してください。

 
■ヘルパンギーナ

手足口病同様に夏場に子供のあいだで流行する夏風邪の一種です。

手足口病は発熱しても微熱程度の場合が多いのに対し、ヘルパンギーナは突然高熱が出るなど、発熱から始まることが多いです。

また、手足に発疹は出ず、口の中から喉の奥にかけて痛みのある水疱や潰瘍ができます。

原因ウイルスは手足口病と同じウイルスが多いです。

 
■咽頭結膜熱(プール熱)

手足口病、ヘルパンギーナに続き、夏季に子供のあいだで流行する夏風邪の一種です。

この3つの病気は小児3大夏風邪と言われるほど、例年感染者が多い病気なのです。

プール熱の場合発疹は出ません。
しかし、のどの痛みがあるため勘違いしやすいようです。

感染者の多くは結膜炎を発症するため比較的見分けやすいのではないでしょうか。

 
■アレルギー性紫斑病

アレルギー性紫斑病は手足口病と間違えやすい病気ですが同じ症状に見えてもこの場合は出血斑です。

アレルギー性紫斑病の場合は紫斑が下肢に出るのが特徴で、対処が遅くなると腎炎になる可能性のある病気です。

215
■あせも

あせもは乳幼児のほとんどが経験をしていると思います。

夏場にできることから手足口病と間違われますが、あせもの場合は手足や口内ではなく首や肘、膝の裏側にできますので判別しやすいです。

 
■アレルギー

アレルギーで発生する湿疹と手足口病の発疹を間違えることもあるようです。

アレルギーの場合は水疱性発疹ではありませんので、その点を知っていれば間違えないかと思いますよ。
アレルギーの湿疹はかゆみが強い特徴があります。

 
■皮膚の感染症

代表的な病気としては「とびひ」や「水いぼ」などがありますね。

水疱性の発疹が出るので発疹だけで見分けることは難しそうです。

これらには口内炎の発生はなく、手足以外にも多数発生するので注意深く観察しましょう。

 
■風疹

通称3日ばしかと言われるウイルス性の感染症です。

発熱と発疹の他、首にあるリンパ節が腫れます。

 
■リンゴ病

ほっぺたが赤くリンゴのようになる症状を持つことで有名な病気ですね。

リンゴ病の場合も手足に発疹が出ますが、淡いレース状であることが特徴です。

上記の他にも発疹を伴う病気はたくさんありますので、発疹イコール手足口病と考えずに様々な症状をよく観察し、病院に行くことが大切ですね!

 

 

まとめ

手足口病は思ったより日常的な場面で感染する病気でしたね。

発疹が有名なため、発疹が出たら手足口病と思ってしまいますが、その他の病気の可能性も十分にあります。

特にアレルギーの場合は悪化すると重症に発展するケースもありますので、症状をよく観察し、安易に判断しないようにしましょう。

子供から大人まで感染する可能性のある病気です。

今回の情報を活かして、いつも健康でいられるようにしてくださいね!

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ