熱中症対策の飲料まとめ!基準から徹底比較!

571

6月が目前に迫ってきました。
今年の梅雨入りは、6月に入って早々あたりが予想されていますが、
今はそんな気配をあまり感じさせないくらいの天気の日が多いですね。

まだまだ風が涼しい日もありますが、
風がないと、一気にムッとした暑さと、強い日差しを感じます。

梅雨が明けると、一気に夏がやってきますね。
今年は猛暑が予想されるそうです。
熱中症対策はもう始めていますか?

熱中症のピークは7、8月ですが、
気温が高く、湿度が高い日であれば、熱中症はじゅうぶんに起こり得ますので、
5月、6月の段階でも、しっかりと対策をしておきましょう。

さて、今回は熱中症対策を始める前に身に付けておきたい知識のお話です。

熱中症対策、と言うと、まず皆さんが想像するのは「水分と塩分の補給」だと思います。
実は、「熱中症対策飲料」と呼べるものには、そのための必要な基準が設けられているのを、
皆さんはご存知でしたか?

ではその基準とはなんなのか、
そしてその上で数ある飲料水から、
主に皆さんが良くチョイスするであろうスポーツドリンクを比較し、
何を飲めばいいのか、を一緒に学んでいきましょう。


Sponsored Link



熱中症対策の飲み物に基準?

水分と塩分の補給をこまめに行う、というのは、
とても良く知られている熱中症の対策法であり、もっとも有効な手段です。

そのため、これくらいの時期から、
水分と塩分の両方を効率良く摂れる飲み物が、たくさん店頭に並びますよね。

572
ですが、それだけたくさんあるものから、皆さんは何を選んでいますか?

2012年、全国清涼飲料工業会によって、
「熱中症の予防に適した清涼飲料水の基準」を明確にしたガイドラインが発表されました。

これは厚生労働省の発表した、
「熱中症対策に必要な塩分と水分のバランスの数値」をもとにして作成されており、
その基準を満たした製品のみが、「熱中症対策」という言葉を宣伝文句として使用できる、
というものです。

つまり、かなりハッキリ言ってしまえば、
その基準値に達していなければ、熱中症予防の効果はあまり望めない、
ということです。

 

基準の決め手はナトリウム濃度!

「100mlあたり40~80mgのナトリウム量」

これが、気になる基準の数値です。

573
「これだけ?」と思うかもしれませんが、
ナトリウムというのは塩分の元素記号であり、水分と共に汗を構成する成分でもあります。

40~80mgという数字は、汗のナトリウム濃度をもとに定められています。
つまり、汗で流れ出て行った水分とナトリウムを補うことが、
熱中症対策にはもっとも必要とされる、ということです。

ちなみに熱中症対策として、
とにかく水分を、とミネラルウォーターを飲まれる方もいらっしゃると思いますが、
水100mlあたりのナトリウム量は0.14~0.28mg。
圧倒的に塩分が足りていません。

ですので、塩キャンディーや、塩タブレット、その他の食品などで
意識して塩分を補ってあげないと、結局熱中症を発症してしまいますので、
気を付けて下さいね。

 


Sponsored Link


 

市販のスポーツドリンクを徹底比較!熱中症対策に有効なのは!?

熱中症対策で皆さんがチョイスするものとして代表的なものは、
恐らくスポーツドリンクかと思います。

そして、大半の方が、
「スポーツドリンクなら水分も塩分も効率よく摂取できて良い」
と思われているでしょう。

確かに、スポーツドリンクの役割は、「脱水症状や熱障害の防止」ですが、
商品ごとに役割は微妙に異なっています。

「水分の他に塩分を含むミネラル分の補給」に特化したもの、
「暑さバテを防ぐエネルギーの補給」に特化したもの、など様々です。

つまり、その役割によって含まれる成分の比率が変わりますので、
場合によっては、さきほどお話ししたナトリウム量が、
熱中症対策のための基準には達していないものもあります。

ここで、よく見かけるメジャーなスポーツドリンクの成分比較をしてみましょう。

574
(出典:http://medipress.jp/editor_columns/150)

いかがですか?

「ポカリスエット」「アクエリアスゼロ」「ゲータレード」「キリンラブスポーツ」
「アミノサプリ」「アミノバリュー」

などは、ナトリウム含有量が基準値の40mgを超えているのに対し、

「アクエリアス」は30mg、「DAKARA」に至っては0mgと、
意外な結果が出ています。

これは品質の問題ではなく、単に「何に特化しているか」の違いです。

表には記載されていませんが、
「アクエリアス」にはアミノ酸やクエン酸が含まれており、
「DAKARA」のアミノ酸量は、他のスポーツ飲料のなかでトップクラスです。

つまり、この二つの商品はどちらかと言うと、
「暑さバテを防ぐエネルギーの補給」に特化したものということです。

アミノ酸は免疫力や体力を上げ、脂肪の燃焼を助けてくれるので、
夏バテしにくい身体づくりや、運動前のエネルギーチャージには向いていますが、
水分と塩分の不足で発生する熱中症の予防には向いていないんですね。

ここではスポーツドリンクに絞ってお話ししましたが、
スポーツドリンク以外でも、この基準を満たしているものがあれば、
熱中症予防にじゅうぶんに効果的と言えます。

ぜひ店頭で成分表示をチェックしてみてください。

 

スポーツドリンクの注意点!スポーツドリンクは糖分も高い!

575
確かにスポーツドリンクは、飲みやすい味で水分と塩分の両方を摂取できますが、
糖分も非常に高いんですね。

糖分を摂取すると満腹感が得られますので、
失われた水分と塩分を全て補う前にお腹がいっぱいになり、
それ以上の摂取ができなくなってしまうこともあります。

そうなると、結局水分と塩分は不足したままなので、
熱中症のリスクを回避したとは言えません。

また、スポーツドリンクの大きな特長のひとつとして、
汗や暑さで失われた水分や塩分などのミネラル分を素早く補給できる、
という点がありますが、
それは同時に、糖分も素早く吸収されてしまうということでもあります。

一度に大量の糖分が吸収されると、血糖値が急上昇し、
場合によっては急性糖尿病を引き起こすことがあります。

ですので、熱中症の予防にスポーツドリンクを常飲する場合は、
2~3倍に薄めるなどの工夫をしてあげましょう。

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

「熱中症の予防に水分と塩分の補給を」と言っても、
それには必要な基準が存在していたんですね。

正しく効率良く予防するためにも、
今日お話しした基準はぜひ覚えておきたい情報ですね。

日差しが夏のそれに近づくにつれて、
あちこちで「熱中症対策」という言葉を聞くことも増えると思います。

熱中症予防への意識が高まりつつあるこの時期に、正しい知識をしっかりと身に付け、
これからの予防につなげていきたいですね。

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ