熱中症対策グッズを父の日に送ろう!
母の日は毎年覚えているのに、父の日は忘れてしまう、という方!
猛暑予想が出ている今年は、父の日に熱中症対策グッズを贈ってみませんか?
帽子やタオル、保冷剤などいまや対策グッズは多種多様です。
人気のクールビットも多数ひんやりグッズを出していますね。
今回は父の日にピッタリな熱中症対策グッズをご紹介します!
何を基準に選べばいいの?
父の日に熱中症対策グッズを贈る場合、何を基準に選べばいいのでしょうか。
機能性、デザイン、値段、選ぶ基準がたくさんあります。
デザインや値段は好みで選ぶと良いですが、機能はどうでしょうか。
お父さんの熱中症リスクは仕事内容によって大きく変わってきますよね。
ここでは熱中症対策グッズを選ぶ基準をお父さんの仕事別にご紹介します!
■事務職のお父さん
主に椅子に座って事務作業する仕事をするお父さんの場合ですね。
ほとんどの企業は真夏になればエアコンを稼働させていると思いますので、ある程度の室温、湿度は保たれていると思います。
しかし、電力不足をきっかけに節電意識が高まっている今日ではエアコンの使用を控えたり、設定温度を高めにしたりしている企業も少なくありません。
多くの企業は設定温度を28度前後に設定していると思います。
しかし、窓際や人の密度が高い場合、設定温度よりも室温が高くなり、熱中症の危険が出てきます。
また、室内が涼しく、外が暑いため温度差で熱中症になる危険もあります。
そのような環境の場合、風通しをよくすること、水分や塩分をしっかり補給することが重要になります。
対策グッズを選ぶ時は「デスク上で使えるもの」「風通しをよくするもの」を基準に選ぶと良いですね。
■室内作業のお父さん
室内で直射日光は当たらないけど、体を動かす仕事をしているお父さんの場合です。
熱中症は炎天下にいる時になるとは限りません。
例え室内で、室温が低くても湿度が高ければ熱中症の発症条件に当てはまりません。
更に体を動かしている場合は、体内で熱が発生しますので危険は高まります。
このような環境の場合、「涼しい恰好をする」「風通しを良くする」「適度に休憩を挟む」「水分塩分をこまめに補給」「体自体を冷やす」などが熱中症予防のポイントです。
そんなお父さんに熱中症対策グッズを選ぶ時は、「体を冷やせるもの」「体が温まりにくいもの」を基準に選んでくださいね。
■外仕事のお父さん
現場作業、運送業、営業職など外で体を動かすことが多い仕事をしているお父さんの場合ですね。
炎天下で体を動かすことは熱中症危険度がグンとアップします。
事務職から転職して間もない、などの場合は別ですが、基本的に毎日作業をしていれば体は暑さに慣れてきます。
とはいえ、毎日の作業で体は熱を持ち、その熱が冷める間もなく翌日また仕事へ・・・というサイクルになることが多いので注意しなければなりません。
このような環境のお父さんには、常に体を冷やしながら作業してほしいですね。
プレゼントを選ぶ時は「身に着けられるもの」「冷却効果の高いもの」を基準に選んでくださいね。
■運転する仕事のお父さん
タクシーやトラックなど、運転時間が長い仕事をしているお父さんの場合です。
室内でも熱中症にかかる危険があることは説明しましたね。
実は車内は普通の部屋よりも熱中症にかかる危険があるんです。
車は窓ガラスの面積が広いですよね。
車に乗る人はわかると思いますが、エアコンを使用して車内を冷やしても、ドアや窓を少しの時間空けると車内温度はすぐに上がってしまいます。
また、長時間運転をする人はトイレに行くことも難しいため、水分摂取を控える傾向にあります。
そして集中力の必要な運転ですので、気づかないうちに体は疲労しています。
熱中症の条件がたくさんそろってしまうんですね。
このような環境で働くお父さんには、「水分や塩分補給の助けになるもの」「長時間体を保冷できるもの」を基準に選びましょう。
■電車通勤のお父さん
仕事内容にかかわらず、職場まで電車通勤をしている場合は注意する必要があります。
満員電車に乗ると冬でも具合が悪くなることがあります。
夏の満員電車は社内温度も湿度も高くなります。
満員電車の中では水分を思うように補給することもできません。
電車に乗る直前に水分を補給し、社内では塩飴などを口に含んでおくことで対策するしかないんですよね。
また、電車だけの対策ではありませんが、体が発する熱を妨げない服装をすることも重要ですね。
このような環境で通勤するお父さんには、「体の熱が逃げやすくなるもの」「手軽に水分や塩分補給ができるもの」を基準に選んでください。
機能性にすぐれたグッズはある?
同じ機能でもやはり優れたグッズを選びたいですね。
ひんやり感のあるグッズでも数分でひんやり感が消えてしまうよりは、継続してひんやりしてほしいですよね。
今回は、あの暑さ対策日本一と言われている熊谷市でも採用した「クールビット」シリーズをご紹介したいと思います。
■クールビットって何?
クールビットは、高吸水繊維を組み込み、気化熱を利用して涼しさを感じるようにした帽子です。
高吸水繊維は非常に多くの水分を保水し、特殊加工によりゆっくりとその水分を気化させることができるため、涼しさが長時間持続します。
■クールビットって帽子だけ?
クールビットは帽子です。
しかし、そのすぐれた機能で人気が高まり、現在はクールビットシリーズとしてスカーフ、タオル、ベスト、ハンカチなど様々な商品が開発されています。
外作業のお父さんにはヘルメット下に着用するタイプのビルダーなどもありますよ!
■クールビットって本当にすぐれているの?
クールビットを着用した実測データがあります。
日射の強い昼間、屋外でクールビットを着用した上にヘルメットをかぶった場合のデータになります。
ヘルメット上の温度が45度前後なのに対しクールビットを着用した下の後頭部温度は25度前後です。
しかも、その温度を安定して3時間保っているんです!
クールビットのすぐれた機能がおわかりいただけましたか?
ここまでくるとひんやり感ではなく、保冷ともいえるかもしれませんよね!
おすすめの種類は?
だいぶ父の日に贈るものが定まってきましたか?
ここでは今までの情報をまとめて、お父さんの職業別に熱中症対策におすすめするグッズの種類をご紹介します!
■事務職のお父さん
・扇子
暑さを凌ぐグッズとして昔から重宝されている扇子ですね。
会社の中は席とエアコン、窓の関係や時間帯で暑さが変動します。
少し暑いなぁと思った時、手軽に使える扇子はとても便利ですね。
また、うちわと比べて持ち運びしやすいサイズ、形状のため、通勤途中などでも活用できます。
・冷感素材のシャツ
事務職の場合、多くのお父さんはスーツ姿で出勤していることでしょう。
クールビズの認知が高まったことで、ジャケット着用は不要な方が多いかもしれませんね
それでもワイシャツを着なければなりません。
ワイシャツはTシャツなどと比べ、首回りを囲まれるため熱が逃げにくいのです。
冷感素材の製品はほとんどが、吸汗速乾機能も併せ持っています。
着用した際にひんやり感があり、肌触りがなめらかで、汗をかいてもすぐに渇きます。
冷感素材のワイシャツもありますし、ワイシャツの下に着る肌着も市販されています。
・携帯扇風機
忙しいお父さんは扇子であおぐ時間すらないかもしれませんよね。
そんな時には携帯扇風機が役立ちます。
水を入れるとミストが出るものや、マイナスイオンが発生するものなど、様々な機能を併せ持った商品がたくさん出ています。
卓上に置くタイプ、手で持つタイプ、首にかけるタイプといろいろな種類、サイズがありますので、お父さんの職場環境に合わせて選ぶと良いですね。
■室内作業のお父さん
・冷感素材のシャツ
Tシャツや作業服で仕事をするお父さんが多いのではないでしょうか。
熱気のこもりやすい室内なので、体温を上がりにくくしたいですよね。
冷感素材のシャツは通気性がよく、体温が逃げやすくなっています。
作業中にたくさん汗をかいても、吸汗速乾機能でいつでもサラサラに作業ができます。
・冷タスキ(ツメタスキ)
クールビットシリーズの冷タスキは両脇の下、背中に冷却効果があります。
背中には保水パックが入っており、両脇は高吸水繊維が組み込まれています。
わきの下には太い血管が通っており、その部分を冷却することで効率的に体温の上昇を防ぐことができるんですよ。
・冷却効果タオル
濡らしたり、濡らして振ったりすることで、通常のタオルよりもひんやり感があるタオルです。
顔や体を拭いて体温を下げるもよし、首に巻いて体温上昇を防ぐこともできます。
価格も手ごろで、デザインも豊富なのでプレゼントにはおすすめです!
■外仕事のお父さん
・クールビット ビルダー
仕事の内容によりますが、ヘルメットをかぶるお父さんには絶対おすすめのビルダーです。
先ほど、既にご紹介していますが、ビルダーを着けるだけで頭の温度が大きく変わります。
また、中には首部分にパットがついている製品もあるため、直射日光から首も守ります。
・冷却ベスト
先ほどおすすめしたクールビットシリーズにもありますよ!
ベストに保冷剤や氷、水などを入れ、シャツのうえに着ることで体温上昇を防ぎます。
クールビット・アイスポケットベストの場合は、風通しの良いメッシュ素材をポイントに使用しているため、体温も逃がしやすいです。
・冷却スプレー
着ている服にスプレーするだけで、瞬時に冷却されるスプレーです。
エアゾール缶タイプ、霧スプレータイプ、泡タイプなどスプレーのタイプも様々です。
持続力はあまりありませんが、噴射直後の温度が氷点下20度~30度にまでなります。
休憩の最初と最後などにスプレーし、体内の熱を下げる手助けをしてくれます。
常に冷却するグッズではないので、他のグッズとの併用が望ましいですね。
■運転する仕事のお父さん
・車内用冷却スプレー
製品にもよりますが、冷却スプレー後1分程度で車内温度を9度も下げた実験結果があります。
エアコンを入れても車内は大きな窓に囲まれているため、すぐに冷えません。
エアコンとスプレーを併用し快適な車内温度にできます。
・ネッククーラー
水に濡らすだけで冷却効果を発揮します。
首に巻くタイプなので、運転中も安全ですね。
このタイプの製品は冷却持続時間が長めなので、休憩ポイントで水に濡らすことで継続して冷却効果を得られます。
・保冷ポット
熱中症対策といえば、水分補給ですね。
車の場合は手元に飲料を置いておくことができますので、常に冷たい飲料が飲めるよう保冷ポットがおすすめです。
トイレの心配もあるかと思いますので、中身はお茶などの利尿作用があるものではなく、吸収率の高いスポーツドリンクや経口補水液が良いですね。
■電車通勤のお父さん
・ブドウ糖塩ラムネ
熱中症対策で塩飴は有名ですよね。
この商品は塩分、クエン酸、ブドウ糖を配合した熱中症対策にうってつけのラムネです。
飴はポケットに入れておくと溶けてしまったり、舐め終わるまでに時間がかかったり、何かと不便もあります。
この商品は、水分がないと溶けないのでポケットに入れておいても解けません。
また、ラムネなのでシュワっとした爽快感もあります。
・冷感素材のシャツ
熱気のこもる車内で、熱気のこもる服装では熱中症になりにいくようなものです。
事務職のお父さん向けでもご紹介しましたが、やはり冷感素材シャツは必需品でしょう。
まとめ
父の日の贈り物、決まりましたか?
大黒柱のお父さんが倒れては家庭内が大騒ぎですよね。
お父さんが健康で夏を超えられるように、お父さんの仕事にあった熱中症対策グッズが見つかればうれしいです。
どのグッズも使い方、使うタイミングで効果が変わります。
プレゼントする時には使い方も説明してあげると喜びますよ!