熱中症になり救急車を呼んだ時の費用は?目安の金額っていくら?

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5月も下旬に差し掛かり、全国的に一気に気温が上がってきましたね。
皆さん、熱中症対策はもう始めていますか?

この時期は、学校の運動会などの多くの屋外でのイベントがあるため、
子供だけでなく、大人でも熱中症を発症しやすい時期です。

「5月だからまだ大丈夫」ではなく、気温で判断して、
早めの熱中症対策をしていきましょう。

「熱中症」というものが夏の代名詞のようになってきた今でさえも、
「熱中症って、ただ暑さにやられただけでは?」と思われる方は多いです。
ですが、毎年その熱中症で多くの方が倒れ、時には命を落としています。

ちなみに、昨年の熱中症による救急搬送患者の数は55,852人ですが、
今年は猛暑が予想されるため、その人数が大幅に増える可能性があります。

今回は、熱中症で救急車を呼ぶ、ということについて少し考えてみましょう。

そもそも救急車を呼んでもいいのか、という疑問や、救急車を呼んだ時にかかる費用、
その後の処置の目安の金額など、誰もが気になるポイントをお話ししますね。


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熱中症で救急車?おかしなことではありません!

熱中症を暑さバテの延長と考えてしまっている人は、未だにとても多いです。
「たかが熱中症」と考えて、起きてしまった熱中症の処置を誤る、
または救急車を呼ばずに大変な事態になる、どちらも良く聞く話です。

熱中症は、確かに暑さによるダメージではあり、
初期対応を間違わなければ、じゅうぶん自分で治療可能なものですが、
その進行スピードはとても速く、脳への影響力もとても大きいものです。

脳への影響、というと漠然としていますが、
手っ取り早く言ってしまえば、脳がゆであがり、細胞が破壊されるということです。

破壊された脳細胞を、私たちは自力でもとに戻せるでしょうか?できませんよね?
つまり、熱中症というのは、
「非常に簡単に脳トラブルに発生しうる恐ろしい病気」ということができるんです。

ですから、症状によっては当然病院での治療が必要になります。
救急車を呼ぶことは、なんらおかしいことではありません。

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・自分で歩けない
・自分で水分補給ができない
・意識がない(呼びかけに答えない)
・意識はあるが異常が見られる(呼びかけに答えるが、言動がおかしいなど)

などの症状がないか、チェックしてみてください。
ひとつでも当てはまるところがあれば、それは脳への影響が出始めている証拠ですので、
すみやかに救急車を呼びましょう。

 

救急車ってどうやって呼んだらいいの!?

救急車を呼び慣れている人はもちろんいないでしょうし、
一度でも呼んだことがある、という人も少ないでしょう。

状況が状況ですから、取り乱してしまいがちですが、
落ち着いて行動し、説明することが必要とされます。

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そのためにも、救急車の呼び方や到着までの時間などをきちんと知っておきましょう。

まずは119番に電話をし、「救急である」ことを伝えましょう。
すると住所確認が行われますから、
今いる場所の住所と、あれば目印となるものなどを説明してください。

その後に状況を説明することになるのですが、
一刻を争う状況ですから、焦ってあれこれと伝えるのではなく、
簡潔に必要なことだけ伝えましょう。

・どういう経緯で発症したのか(難しければ熱中症が疑われることだけで構いません)
・今の状態(意識があるのか、けいれんや発熱などがみられるのかなど)

だけで大丈夫です。

あとは自分の連絡先を伝え、救急車の到着を待ちましょう。
平均では現場までの到着時間は8分前後です。

救急車が見えたら、手を広げる、手を振るなどで合図を送るようにすると、
とてもスムーズです。
あとは救急隊の方にお任せしましょう。

 


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「救急車を呼ぶのはお金がかかる」というのは正確には間違いです!

よく「救急車を呼ぶとお金がかかるから…」という声を聞きますが、
救急車は、呼ぶだけなら無料です
お金がかかる、というのはその後の救急センターでの処置の話なんですね。

救急搬送された場合の治療費は、その処置の内容によるだけでなく、
入院になるかどうかでも大きく変わってきます。

おおよその目安はこのくらいです。

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・初診料:4,000円~
・処置費用:(日帰り)7,000円~/(一泊二日の入院)28,000円程度
・救急救命センターでの入院費:(一泊二日)26,500円程度

救急で搬送された場合、身体を内外から冷やす処置や、水分・塩分の点滴、
場合によっては熱中症の体内への影響を見るための血液検査などが行われるため、
それらが、処置費用として計算されます。

また、熱中症で入院となった場合、
救急救命センターでの入院となることがほとんどですので、
通常の病棟での入院よりも、やや金額がかかります。

「救急車を呼ぶのにお金はかかりません」が、
「救急車を呼ぶほどになると、お金がかかる」とは言えます。

ですが、初期の段階で正しい処置をして回復すれば、
このような心配は無用のものです。

 

この記事のまとめ

熱中症はきちんと予防していれば、まずかかることのないものです。

また、かかってしまったとしても、その症状を軽く見ず、
重大な症状へのシグナルとして扱い、正しい処置を行えば、
私たち自身の力で治療することができます。

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誰でも簡単にかかりうる、というのは、
「なんてことない病気」と思われがちで、非常にコワいものだと思います。

症状が進めば救急車の助けを借りる必要があるもの、
そして多額の治療費が必要になるもの、
何より大切な命を失う可能性のあるものであることを忘れずに、
今一度熱中症を見直してみましょう。

正しい知識と正しい予防で、熱中症とは無縁の夏を過ごしてくださいね。

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