熱中症になった時の入院費用は?保険は適応されるの?

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風が気持ち良い日が続きますね。
とはいえ、最高気温自体は夏日一歩手前の日ばかりで、
確実に夏は近づきつつあるようです。

いつ急に暑くなるかと思いながら、今年は猛暑になりそうだとの予報を聞きました。
猛暑の年は熱中症の発症率だけでなく、症状の重篤化による入院率も高くなります。

入院といえば、皆さんはこんな噂を聞いたことがありますか?

「熱中症で入院すると、多額のお金を請求される」

実は、これは全くその通りなんです。これは怖いですね!

今回は、そんな熱中症による入院とその入院費用、また保険が適応されるか、
などを一緒に学びながら、熱中症への危機意識を高めていきたいと思います。


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お金がかかる…って一体どれくらいかかるの!?

熱中症で入院する場合、
症状が重篤化してから救急搬送、そのまま処置入院、というパターンがほとんどです。

もちろん、その症状に合わせた処置が行われるわけですが、
症状が重ければ重いほど、やらなくてはならない処置は増え、
同時に金額も増していきます。

参考までに、実例を出してみましょう。

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■成人男性が1泊2日で入院した場合
・2日間の入院:53,000円
・処置費(点滴・身体の冷却など):28.000円
・初診料:4,000円

計:85,000円

 

■成人男性が2泊3日で入院した場合
・3日間の入院:91,140円
・処置費(点滴・血液検査・レントゲンなど):27,740円
・初診料:7,500円

計:126,380円

いかがですか?

熱中症で入院すると、こんなにかかってしまうんですね。
保険の適応があったとしても、皆さんが支払う額は決して安くはないでしょう。

 

想像以上の入院費にびっくり!保険は適応されるの!?

急なトラブルでの入院、これを助けてくれるのが、保険です。

ですが、熱中症による入院の場合、
皆さんが入っている保険の種類が非常に重要になってきます。

皆さんが入っているのは、医療保険ですか?それとも障害保険ですか?

医療保険であるならば、入院に伴う費用の一部が保障されます。
ですが、障害保険の場合、熱中症による入院は保障対象外になってしまうんです!

これは何故かというと、
医療保険が「病気やけがによる入院・手術の費用を負担する」ものであるのに対し、
障害保険は「けがによる入院・手術の費用を負担する」ものだからなんですね。

熱中症は一般的には「病気」という認識ですので、適応されない、ということです。
同じ理由で損害保険も利用できません。

ですが、熱中症というものが広く認知されるようになってからは、
障害保険でも、熱中症による保障を特約として販売している保険会社もありますので、
一度チェックしてみましょう。

それ以外にも、スポーツクラブ内で熱中症を発症し、入院した場合、
そのスポーツクラブが「スポーツ保険」に入っていれば、
こちらも利用することができます。

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また、スポーツ大会ではその大会限定の「スポーツ保険」や「イベント保険」などが
ある場合がありますので、もし大会などに参加される場合は、
前もって確認するのも良いでしょう。

 


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いずれにしても、入院は避けたいですよね?

「熱中症で入院すると、多額のお金を請求される」と言っても、
そもそもきちんとした予防さえすれば、熱中症にはなりませんし、
もし発症したとしても、早い段階で適切な処置を行えば、個人でも治療ができます。

ですので、入院しないようにするには、
「熱中症にならないようにする」
「なったとしても症状を進行させない」
この2点に尽きます。

そのためにも正しい予防策と対処法を、見直しておきましょう。

 

■暑い場所に長時間いない!
熱中症の根本的な原因のひとつが「暑さ」ですから、
なるべく暑さを避けるようにすることが最優先です。

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屋内でもエアコンの温度や自分の体感温度に常に気を配り、
屋外であれば、こまめに日陰などに移動してクールダウンを行うくせをつけましょう。

また、少しでも「暑いな」と思ったら、すぐに濡れタオルなどをあてるなどして、
身体表面の熱を下げるようにしてください。

ちなみに、エアコンを24時間フル稼働させたとして、
1か月にかかる金額はおよそ15,000円から20,000円程度です。

電気代の節約などは気にかかるところでしょうが、
熱中症で入院してしまうことを考えたら、とても安上がりだと思いますよ。

 

■水分と塩分の補給はしっかりと!
熱中症の根本原因のもうひとつが「水分と塩分の不足」です。

これが深刻化してしまうと、熱中症を発症するだけでなく、
後遺症として腎不全になるなどして、
透析を受け続けなくてはならなくなる可能性すらあります。

気温が25度を超えるような日は、こまめに補給を行いましょう。

・梅こぶ茶
・味噌汁

などは水分と塩分のバランスが非常に良いので、積極的に摂ることをおススメします。

また、塩入りレモネードなどは、
暑さによる体力の低下を防いでくれるクエン酸も含まれているので、これもおススメです。

熱中症予防というと挙げられることの多いスポーツドリンクは、
実は糖分が非常に多く含まれているので、
必要な塩分、水分を摂る前にお腹がいっぱいになってしまう、などの側面もあります。

ですので、予防の中心にしてしまうのは、あまりおススメしません。
予防として飲むならば、薄めたり、梅干しや塩飴などを併せて摂取するようにすると
良いでしょう。

「喉が渇いたなぁ」と思う前に飲む習慣をつけてくださいね!

もし万が一熱中症を発症してしまった場合には、
飲みやすい塩入りレモネードや、スポーツドリンクをしっかり飲むようにしましょう。

 

■あまり身体をしめつけず、風通しの良い状態を!
身体に熱をこもるのは極力避けたいので、
なるべく風通しの良いものや、通気性の良いものを着るようにしましょう。

麻や綿などの、襟まわりがゆったりしたもの、
またゆるめることができるものをチョイスしてください。

もし熱中症になってしまった場合には、
速やかに下着のホックやシャツのボタン、ズボンのベルトなどをゆるめて、
血流と風通しを良くしてから、横になるようにすると良いでしょう。

 

■少しでも「つらい」と思ったなら、すぐ病院へ!
今挙げたような処置や対策をしていても、身体がつらかったり、
頭痛や吐き気、38度くらいの発熱などがあったら、
無理に自分でなんとかしようとせずに、病院の受診をおススメします。

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歩くのがつらいのであれば、救急車を呼んでも構いません。
むしろ呼ぶようにしましょう。

「救急車を呼ぶとお金がかかる」「それくらいで救急車を呼ぶのは…」
と思われる方が多いかもしれませんが、
そもそも救急車を呼ぶだけならお金はかかりませんし、
症状が重篤化して意識不明などになってから救急車を呼ぶのでは遅過ぎる場合もあります。

医療費に関しても、重篤化してからの入院・治療費よりも、
その日限りの治療の方がはるかに安上がりに決まっています。

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

熱中症による入院が何故こんなにお金がかかるか、というと、
「生死に関わる症状の治療」だからなんですね。

入院した場合の費用などの、現実的な側面を見ることで、
改めて熱中症への意識が高まることもあるかと思います。

これを機に、これまで以上に熱中症対策に気を配って、
これから予想される猛暑を乗り切っていきましょう!

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