熱中症の後遺症とは?吐き気や筋肉痛になる可能性も?

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暑い日が続きますね。
最近では、一日ごとに暑さが増していっているような気さえします。

5月下旬からは、最高気温が25度を超える夏日の日も一気に増えるそうです。
いよいよ本格的な夏、そして熱中症の季節がやってきた!といった感じです。

5月だからまだ大丈夫だと思っていませんか?
暑くなり始めの5月は、まだ身体が暑さに慣れていないこともあり、
実は熱中症発症率が高い月なんですよ?

「まだ大丈夫」だなんて油断していると、熱中症にかかってしまうだけでなく、
吐き気や筋肉痛などの後遺症にも苦しむことになるかもしれません。

今回はそんな熱中症の後遺症について詳しくお話ししたいと思います!


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熱中症で後遺症??熱中症はただの脱水症状ではありません!

熱中症、という単語がこれだけポピュラーになっても、
「熱中症は一日で回復する」という間違った認識は、まだまだ根強く残っています。

身体を冷やして脱水症状を改善する、という熱中症の治療がよく知られているだけに、
「身体を冷やして脱水症状も改善したのに、どうして後遺症が?」と思われる方は
多いかと思います。

ですが、そもそもの熱中症のメカニズムを考えてみれば、
それは至極自然なことなんですね。

熱中症の根本的な原因は、
「暑さによって汗をかき過ぎても、水分も塩分も補給しないこと」です。

水分や塩分が足りなくなって汗がかけなくなってくると、
体温は下げられることなく上昇し続けます。

そして非常にやっかいなことに、この水分・塩分の不足や体温の上昇によって、
体内の多くの細胞が破壊されてしまうんですね。

症状が進行すればするほど、その破壊は人体にとって非常に重要な器官、
そう、脳の細胞にまで及びます。
意識がなくなったり、最悪の場合死に至ることもある、というのは、
このためなんですね。

細胞には、一度破壊されてしまうと回復に時間を要するものや、
回復ができないので、新たに作り直されなければならないものなどもあります。

後遺症が残る、というのは、細胞の修復や再生に時間を要する、ということなんです!

 

吐き気や筋肉痛は後遺症の代表選手!

吐き気や筋肉痛は、熱中症の症状のなかでも、残りやすいもののひとつです。
ここでは、何故吐き気や筋肉痛が起きるのか、もう少し具体的に学んでいきましょう。

後遺症が、破壊されてしまった細胞の修復・再生の影響であることは、
すでにお分かり頂けたかと思います。

「細胞の破壊」と言うと、なんとなく漠然としていますが、
代表的なものには、筋細胞の破壊があります。

筋肉の伸縮には、ナトリウム、つまり塩分が必要不可欠なんです。
ですから、汗のかき過ぎによってナトリウムが不足しますと、筋肉の伸縮に不具合が生じ、
異常収縮が起きることがあります。

この筋肉の異常な稼働が原因で、筋肉に大きな負担がかかり、
筋細胞が破壊されてしまうんですね。

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そして筋細胞は、破壊された後の回復の過程で、筋肉を包む筋膜の部分を刺激します。
この刺激を、私たちは筋肉痛として感じている、というわけです。
ちなみに、筋トレの後に筋肉痛が起きるのも同じメカニズムです。

では吐き気はどうでしょう?
吐き気には、細胞の破壊にともなった自律神経の働きがヒントになります。

「活動・緊張」を司る交感神経と、「リラックス・休息」を司る副交感神経のバランスを
自律神経と呼びます。

熱中症の症状が進行していくのに合わせて細胞が破壊されていきますと、
当然身体はそれを緊急事態とみなし、緊張状態に入ります。
つまり交感神経の活動が活発になる、ということです。

そして症状が進行すればするほど、ますます緊張状態になり、
交感神経のみがフル稼働し、副交感神経とのバランスがどんどん崩れていきます。
これがいわゆる「自律神経失調症」というものです。

常に身体が緊張状態にあり、休まらないわけですから、
身体には多大な負担がかかります。
消化器系は特に影響を受けやすいため、吐き気の症状が出てくるんですね。

 


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後遺症はいつまで続くの?ちゃんと治るの?

病院では「後遺症は残らない」と言われたのに後遺症がある…、ということが、
時としてあります。

それはとても不安なことですよね。
ですが、安心してください。

病院で言う「後遺症」とは「後遺障害」という「回復不可能な後遺症」のことを指します。
つまり、病院で「後遺症は残らない」と言われた以上、きちんと治る、ということです。

吐き気や筋肉痛などの後遺症は、短くても1週間、長くても1か月程度で回復します。

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破壊されてしまった細胞の修復と再生、乱れてしまった自律神経の調節のためにも、
仕事も遊びもほどほどに、安静にしていましょう!

同時に、回復を早めるためにもいくつかできることがあります。
そちらをご紹介したいと思います。

 

■涼しい場所にいるようにしましょう!
熱中症によるダメージを回復するのですから当然です。

屋内ではエアコンの温度設定を見直す、屋外ではなるべく日陰を歩くようにする、など
これ以上の熱による新たなダメージは避けましょう。

 

■水分補給をこまめにしましょう!
これも新たなダメージの回避に不可欠なことです。
熱中症により水分不足に陥ると、血液がドロドロになってしまいます。
これを解消するためにも、通常以上に水分の補給をこまめに行ってください。

その際に塩分も含まれているものをチョイスすると、塩分も一緒に補給できますので、

・梅こぶ茶
・「塩入り」と表示のある飲み物(塩入りレモネードなど)

などがおススメです。

 

■ビタミン・ミネラル・タンパク質を意識した食事をしよう!
ビタミン・ミネラル・タンパク質は、細胞の修復と再生、
また自律神経失調症によって落ちてしまった体力の回復に、大きな役割を果たします。
これらを意識した食事を心がけましょう。

ビタミンは野菜や果物、ミネラルはキノコや海藻、
タンパク質は肉や魚、大豆などに豊富に含まれています。

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吐き気などで食欲がわかないときは、
鶏肉やキノコ・海藻・野菜を使って、
おじやや雑炊などの口当たりの良い物を作ってみるのも良いかと思います。

 

■食事でとりにくい栄養素はサプリで補う!
頭痛や高熱の症状が熱中症の症状で出ていた場合には、
脳細胞の一部が破壊されている可能性がありますので、
脳細胞の修復・成長を手助けしてくれる「レシチン」という栄養素を取りましょう。

レシチンは、脳細胞の修復と成長を助けるだけでなく、
悪玉コレステロール値を下げ、善玉コレステロール値をアップさせるなどの
役目も果たしてくれるので、ぜひ摂りたい栄養素です。

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ただし、そのために必要な量のレシチンを食事で摂取するのはなかなかに難しいので、
レシチンに関してはサプリメントをおススメします。

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

細胞レベルのトラブルだと思うと、熱中症はやはり怖いですよね?
しかもその後1週間以上つらい思いをしなければならないかもしれないとなると、
なおさらです。

暑さバテの延長と思わず、危険な病気として熱中症を意識して予防し
もしなってしまったとしても、正しい知識で対処できるようにしておきたいものですね。

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