大人で手足口病になった時は?喉の痛みや発疹、熱に効く薬はある?
大人でも感染し発症する手足口病。
発症すると喉の痛みや発疹、発熱などがみられると言われています。
症状は人によって様々ですが、辛い症状は早く治したいですよね。
今回は、そんな手足口病でみられる症状、薬の効果と対応について見てみたいと思います。
手足口病に効果のある薬について
実は手足口病の原因となるウイルスに直接効く薬はありません。
ワクチンもありませんので、手洗い・うがいの徹底や健康管理で予防するしかなく、発症しても自然治癒によって回復します。
しかし、喉の痛みや発疹、熱などの症状が辛いときには、それらの症状を和らげるための薬を使用し経過を見ていきます。
また自分なりに対応することで辛さを和らげることもできます。
ですので、これから症状を和らげる薬と対応についてみていきましょう。
喉の痛みに効く薬は?喉の痛みへの対応は?
喉の痛みが酷いと食事をすること、水を飲むことでさえ辛くなります。
また喉だけに限らず、口の中全体に痛みが生じるなんてことになると大変です。
飲まず食わずで過ごすわけにもいかないですし、
痛みを避けようと水分を控えてしまうことは脱水の症状へもつながることがあり危険です。
水分を摂ることさえ難しいときは、受診し適応な処置を受けましょう。
喉の痛みから水分や食事があまりとれないときには、
点滴薬が処方されることがあります。ウイルスに直接効く薬がないことからも、
水分と栄養を摂ることの大切さは絶対ですよね。
自分で行える痛みへの対応としては、まずうがいがあります。
うがいなんて・・と思ってはいけません。
うがいをすることでウイルスを洗い流す効果があります。
また塩水を使うと良いとも言われています。
そして、水分や食事は、熱いもの・辛み・酸味などの刺激のあるものは避けましょう。
痛みを和らげることもなく、逆効果になってしまいます。
発疹に効く薬は?発疹への対応は?
大人で手足口病が発症し手や足などに発疹ができると、
そこに痛みやかゆみを伴うことが多くみられると言われています。
特に痛みがあると、手や足を使って行う日常の動作に苦痛が生じます。
歩くことやドアノブを握ることも辛い、といったこともあるようです。
またかゆみが原因で水泡が破れてウイルスが拡がってしまうこともあります。
痛みやかゆみが強いときは抗炎症剤を使用することもあるみたいです。
これは医師から処方されます。
かゆみが酷いときには市販のかゆみ止めを使ってもよいと言われています。
しかし、ステロイド剤はウイルスを増殖されると言われているので注意しなければいけません。
またかゆみのある部分に冷やしたタオルをあてることも自分でできる対応の1つです。
熱に効く薬はある?熱への対応は?
高熱があるときは、医師から解熱剤が処方されることがあります。
もちろん自分でカロナール等を服用し熱に対応することもできます。
しかしあくまで緩和させるための薬であって直接の効果はないので、
薬だけでなく体温の変化をみながら室内の環境にも気にかけることが大切です。
暑いからといって、過剰なクーラーの使用はいけませんし、湿度も適度に保たなければいけません。
まとめ
今回、手足口病でみられる症状に対応できる薬と対応について調べてみました。
直接にウイルスに効果のある薬はありませんが、
それぞれの症状に適した薬があり症状を和らげる効果が期待できるかもしれません。
辛い症状が少しでも緩和すると、気持ちが落ち着きますよね。
気持ちが少し楽になるだけで違うものです。
手足口病が悪化すると、対応も難しくなり精神的にもこたえてしまいます。
少しでも早く治すため免疫力を上げるためにも、
場合によっては薬を使用し、自分でできる対応を活用していきましょう。