大人の手足口病の続く期間は?薬はどんな物がある?

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子供の病気でお馴染みの手足口病に大人が感染する確立は、0.6%程です。

身体の状態で原因ウイルスに感染する確率は上下しますので、確率はあくまでも目安にしかなりません。

大人は重症化例が多く、口内炎が原因で飲食できなくなることもあります。

今回は大人の手足口病の症状や期間、治療などのポイントをご紹介します!


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大人の手足口病を知ろう!

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手足口病感染者の90%前後を乳幼児が占めているため、大人にとってはあまり身近な病気と思えないかもしれません。

しかし、感染者の10%程度は大人なのです!

まずは大人の手足口病の感染原因や症状についてご紹介します。

 

 
■手足口病とは

手足口病は主に「コクサッキーウイルスA16」「エンテロウイルス」などに感染することで発症する、ウイルス性感染症です。

 

 
■感染原因

手足口病の原因となるウイルスは現在わかっているだけでも10種を超えます。

この様々なウイルスに対する免疫を持っていなければ、感染する可能性があります。

感染原因となる経路をみてみましょう。

・飛沫感染
咳やくしゃみによりウイルスが飛び散り、他の人の粘膜に付着し、感染します。
電車などの狭く、湿度の高い場所では注意が必要ですね。

・接触感染
皮膚や粘膜が直接接触する、ウイルスがついた物に触れた手で粘膜に触れるなどで感染します。
タオル共有などが原因になることが多いです。

・糞口感染
排泄物内にあるウイルスが口に入ることで感染します。
オムツ交換やトイレの後に手洗いをしないと感染しやすくなります。

 

 
■症状

子供の場合、発熱と発疹程度の症状で終わることが主ですが、大人の場合はその他にも多数の症状が現れ、重症化することがあります。

代表的な症状をご紹介しますね。

・手足の発疹
手足口病の名前の如く、手足に水疱性の発疹ができます。
大人はかゆみ、傷みを伴うことが多いです。

中には手で物を持てない、足裏の発疹が原因で靴下も履けないほどの痛みを訴える方もいます。

・口内炎
こちらも手足口病の病名にある通り、口内に発疹ができます。
いわゆる口内炎ですね。

この口内炎の痛みがひどく、飲食が一切できなくなることも多く報告されています。

治るまで絶食状態だった、強制ダイエットだ!などの声もあがるほどの痛みのようです。

・発熱
手足口病に感染した大人の30%程度は40度近い高熱を出します。
子供の場合は38度以下の微熱程度がほとんどですが、重症化しやすい大人は熱にも苦しみます。

・頭痛
風邪などの場合でも起きることのある頭痛ですが、手足口病の場合は合併症で別の病気を併発している危険もあります。

頭痛が酷い場合は髄膜炎の可能性も否定できませんので、病院へ行った方が良いですね。

・筋肉痛、関節痛
風邪の時など、節々が痛いと感じることがあると思います。
手足口病も同様に体に痛みを感じる場合があります。

・悪寒
悪寒を感じると風邪をひいたかな?と思うことが多いですが、身近に手足口病の感染者がいる場合は安易に風邪だと判断しない方がよさそうですね。

・下痢
やはりウイルス性の感染症だからでしょうか、下痢などの胃腸障害を訴える人もいます。
主に初期に現れる症状のようです。

・嘔吐
こちらも主に初期症状として、発生報告があります。

・合併症
極めて稀ですが、脳炎、髄膜炎などの合併症を引き起こすことがあります。
「エンテロウイルス71型」というウイルスが原因の場合にはその確率が高いと言われています。

・爪の変形、剥がれ
すべての症状が回復した後、数週間後に爪が変形したり、剥がれたりすることがあります。
特に「コクサッキーウイルス」が原因の場合に多い症状です。

子供の手足口病と比較して、重症化しやすいことがよくわかったかと思います。
大人にとってはこの手足口病はとても怖い病気の1つですね。

 


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感染した場合、どれくらいで治るの?

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感染しないことが一番ですが、万が一感染してしまったら?
症状が重ければ会社へ行くことすらできません。

それなのに手足口病には特効薬が存在せず、酷い症状に対してのみ対処療法をすることが一般的になっています。

いったいどれくらいの期間で治るのでしょうか。

感染してから完治するまでを順を追ってまとめました!

 

 
■潜伏期間

原因ウイルスに感染してから3日~5日程度、潜伏期間があります。

この期間は症状が何も出ないため、感染していることに気付きませんので、人に感染させてしまう可能性もありますね。

 

 
■発症期間~発症期~

手足の発疹、口内炎、発熱などの初期症状が出始めます。

ここで初めて手足口病に感染したかも?と疑うことになりますね。
この期間は1日~3日程度続きます。

 

 
■発症期間~重症期~

熱が上がり、発疹や口内炎に痛みが出始めます。
この期間が一番辛く、6日~9日と長い期間になります。

食欲が低下し、脱水症状を起こす場合もありますので、飲食ができない場合は早めに医療機関を受診することをおすすめします。

 

 
■回復期

様々な症状から解消されます。

発疹の消失期間は人により違いますが、3日~4日かけて乾燥し、その後数日かけて消失します。

尚、子供の場合は発疹の痕がきれいに消失しますが、大人の場合は皮が剥がれてしまったり、痕が残ってしまったりときれいに消失しないこともあります。

 

 
■ウイルス保菌期間

回復期で身体の様々な症状はなくなりますが、その後1か月程度は排泄物内にウイルスが残っている状態です。

自分は元気でも保菌者であることは忘れずに、感染予防のエチケットを守って行動する必要がありますね。
潜伏期間から回復期まで、人により違いはあるものの身体の症状が改善するまでに10日~2週間程度かかることがわかりました。

中でも重症期の1週間前後は辛い時期になります。

 

 

一番辛い?口内炎ができてしまったら・・・

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手足口病に感染した大人が一番辛いと語る症状が「口内炎」です。

やはり飲むことも、食べることもできなくなるほどの痛みは辛いですよね。

ここからは手足口病の症状の1つ「口内炎」に的を絞ってみていきます!

 

 
■口内炎は絶対にできるの?

手足口病に感染した場合かなり高確率で口内炎はできるようです。

中には軽症で傷みがほとんどなく、口内炎ができていることにも気づかないこともあるようですよ。

その他の症状同様、人により口内炎の数も場所も異なりますが、数箇所程度しかできなかった方もいれば、50箇所以上もできて口内ほとんど口内炎状態の方もいます。

また、飲食ができなくなる場合のほとんどが、咽頭部の口内炎が原因のようです。

とにかく痛くて飲み込めないという声が多いですね。

 

 
■口内炎ができた時に自分でできる対処法

日常でも免疫低下や、ビタミン不足などが原因で口内炎ができることがありますよね。

この場合は多くてもせいぜい2~3箇所程度、頬や唇の裏側にできていることでしょう。
その程度であれば、痛いと思いながらも普通の生活が遅れる範囲だと思います。

しかし、手足口病が原因の口内炎の場合は頬や唇の裏はもちろん、咽頭部にも多数発生します。

この咽頭部の口内炎は飲み物や食べ物だけでなく、唾を飲み込むのさえ躊躇うほどの痛みなんです。

そんな口内炎ができてしまった場合に、自分でできる対処法をご紹介します。

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・水でうがいをする

これは手足口病に限りませんが、口内を清潔に保つことでウイルスの増殖を防ぎます。

 

・塩水でうがいをする

こちらも口内を清潔に保つ目的があります。
また、塩の殺菌効果は口内炎に限らず多数報告があることから、水よりも殺菌効果が期待できます。

有名な生活情報番組でも特集されており、口内炎を早く治す方法で一番人気のようです。

いろいろと調べていたところ、塩を直接口内炎に塗る!という方もいました!
しかし、これにはとてつもない痛みが伴いますので、ここではおすすめしません。

 

・うがい薬でうがいをする

市販のうがい薬で口内を清潔に保ちます。
うがい薬には口内細菌を強力に除去する働きがあります。

しかし、同時に口内の細胞が再生しようとする力も阻止する作用があるんです!

そのため、「うがい薬でうがい」をした後に「水でうがい」を1日何回か繰り返すことが最良と言われています。

 

・マウスウォッシュでうがいをする

うがい薬同様、口内の殺菌効果があります。

正直、口内炎がなくても口内に沁みる物もありますよね。
特に殺菌効果の高い物は沁みやすいですが、やはり効果は期待できます。

尚、うがい薬同様に口内細胞の再生を阻止する作用があるため、最後に水でうがいする必要があります。

 

・緑茶でうがいをする

緑茶に含まれるカテキンには様々な作用があり、数年前から注目されていますね。
その作用の1つ抗菌作用で口内を清潔に保ちます。

抗菌の持続時間も長く、薬品を使用するよりも沁みにくいので試しやすい方法です。

殺菌ではなく、抗菌のため初期症状の時からまめにうがいすると良いかもしれませんね。

 

・はちみつを塗る

なんだか虫歯になりそう・・・そんなことが頭をよぎった方もいるかと思います。

しかし、はちみつには殺菌や消炎作用があり、昔から様々な治療に使われているんです!
口内炎に直接はちみつを塗ることで、口内炎を保護すると同時に殺菌してくれます。

但し、傷みが伴いますのでご注意ください。

 

・歯磨き粉を使わない

意外に思われるかたもいると思いますが、これは歯磨き粉の成分に原因があります。

歯磨き粉には「ラウリル硫酸ナトリウム(SLS)」「ナトリウムラウリル硫酸塩」という成分が含まれていることが多くあります。

海外の実験で、3ヶ月間この成分が入っていない歯磨き粉を使用することで、口内炎ができやすい人の割合が6割~7割減少したという報告があります。

反対意見を述べている学者もいるため、絶対的な対処法ではありませんが、試してみる価値はあると思います。

尚、このラウリル硫酸ナトリウムを含まない歯磨き粉には「サンスター GUM」があります。

 

・ビタミンB2の摂取

既に口内炎ができてしまい、飲食が難しい状態では摂取しにくいと思いますが、口内炎に効果を発揮することで有名なビタミンですね。

ビタミンB2は牛乳、チーズ、卵、牛、豚、納豆、鶏レバーなどに多く含まれています。

こちらも口内炎が悪化する前、初期症状の段階で積極的に摂取すると良いかもしれませんね。

 

 

口内炎が治るまでの期間はどれくらい?

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手足口病に感染すれば口内炎ができることは避けられません。

では、口内炎はどれくらいの期間で治るのでしょうか。

口内炎は発症期間の発症期にでき始め、その後重症期に入りますね。

その重症期に入ってから4日~5日程度で少し痛みが引きます。
傷みのピークは3日~4日くらいです。

完全に痛みがなくなるまでは、口内炎ができてから10日~2週間程度かかりますので、手足口病が完治するまでの期間とほぼ同じになります。

 

 

口内炎がある時の飲食はどうする?

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通常の口内炎は病気と考えるほど重症な物ではありませんが、手足口病の口内炎は別格です。

やはり通常の口内炎とウイルス感染症である手足口病では違いますよね。
また、口内炎の痛みは子供も大人も同じくらいのようです。

有効的な治療がないため、自然治癒を待つことになりますが、その間口内炎の痛みにより飲食ができなくなる場合があります。

口内炎が痛み始めてからの飲食についてまとめましたので、参考にしてくださいね。

 

 
■自分に合った飲み込める物を探して!

栄養を考えたいところですが、痛くて飲み込めない状態ですから、栄養よりも脱水症状を回避することを考えてください。

まずは喉を通りやすい物を探す必要がありますよね。

一般的に喉が痛いときに食べやすい物として、「ゼリー」「プリン」などの冷たい物があります。

但し、柑橘系果汁入りゼリーなどは痛みを悪化させるので、避けましょう。

間違えても「ビタミンたっぷり摂って、早く治してね!」と、ビタミンゼリーなどをあげることはしないでくださいね。

その他、炭水化物としては冷やしたお粥も喉を通りやすいです。

お粥の場合は全粥ではなく、5倍や10倍と通常時に食べるお粥よりも水の量を増やして粒を感じなくする方が良いと思います。

乳児の離乳食のようですが、口内炎に刺激を与えないことを優先して考えてください。

離乳食作りを経験している人であればわかると思いますが、ブレンダーなどでお粥を潰してあげることも1つの方法だと思います。

 

 
■水分補給も忘れずに!

こちらも脱水症状を避けるために必要です。

病気になるとスポーツドリンクや経口補水飲料が最適!と思いますが、口内炎に痛みを感じさせます。

この場合、スポーツドリンクや経口補水飲料を水で薄めるなどして、刺激を抑えると良いですね。

 

 

口内炎に効果がある薬とは?

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手足口病が辛いと言われる原因は口内炎にある!と言っても過言ではないほど痛く辛い症状ですよね。

発熱や手足の発疹も辛いけど、やはり口内炎の痛みを軽減したいと思う方が多いようです。

では、口内炎に効果がある薬はあるのでしょうか。

 

 
■うがい薬

自分でできる対処法でもご紹介しましたが、うがい薬も立派な薬です。

殺菌効果のある成分が口腔内のウイルスを殺菌し、口内炎が治りやすい環境をつくってくれます。

 

 
■鎮痛剤(アセトアミノフェン)

アセトアミノフェンは頭痛や解熱作業があるため、市販の風邪薬や鎮痛剤などに使用されています。

口内炎を治療することはできませんが、傷みを抑える効果が期待できるかもしれません。

 

 
■口内炎治療薬(軟膏)

口内炎に直接塗るタイプの薬で、患部を覆ってくれるため飲食による痛みを感じにくくさせます。

人によっては塗った薬が気になり舌で触っているうちに取れてしまったり、飲食物で流れてしまったりして、何度も塗り直しが必要になることがあるようです。

尚、ここで注意してほしいのが「ステロイド」です。

口内炎治療薬の多くにステロイドが使われていますが、手足口病のウイルスはステロイドにより増殖します。

一時的に口内炎の痛みから解放されることはできますが、結果ウイルスが増殖しては治るまでに時間がかかってしまいます。

このタイプの薬を選ぶ時は非ステロイドを選んでくださいね。

 

 
■口内炎治療薬(パッチタイプ)

軟膏を塗るのではなく、薄いテープを口内炎に直接貼る治療薬です。

パッチタイプは口内炎の場所により、貼ることが難しい場合があるようです。

また、飲食時に剥がれて飲み込んでしまった、起床時に口腔内に剥がれたパッチがあり飲み込みそうになったなどの声もあります。

軟膏かパッチか、自分の好みで選ぶと良いと思います。

尚、パッチタイプにもステロイド薬と非ステロイド薬がありますので、必ず非ステロイド薬を使ってください。

 

 
■口内炎治療薬(錠剤)

抗炎症成分が炎症を抑える他、口内炎に効果的なビタミン群が配合されている物もあります。

このタイプにもステロイド薬と非ステロイド薬がありますので、注意してください。

 

 
■口内炎治療薬(スプレータイプ)

口内炎に直接抗炎症成分が含まれた薬をスプレーで吹きかけます。

軟膏やパッチタイプでは届かない場所にも届くため、人気が上昇しています。

 

 

口内炎におすすめの薬をご紹介!

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口内炎に効く薬は様々なタイプがありましたね。
その中でも人気の高い市販薬をご紹介します!

尚、今回ご紹介する市販薬はすべて非ステロイド薬です。

他にも似た製品が多数ありますが、購入するときはステロイド使用の有無を必ず確認してくださいね!

 
■口内炎パッチ大正A
容量:10枚 希望小売価格:1,200円(税込 1,296円)
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出典:http://www.health.ne.jp/medicine/otc/4987306019515.html

患部を刺激からしっかりカバーし、有効成分が唾液で流れず、口腔内ですぐれた付着力をもっています。

非ステロイド性抗炎症薬でムラサキの根から抽出したシコンエキスとグリチルレチン酸を配合しています。

 

 
■トラフルクイックショット(第一三共ヘルスケア)
容量:20ml 希望小売価格:1,050円(税込 1,134円)
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出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/traful_quickshot/

患部に直接作用し、痛み・はれを鎮める抗炎症成分“水溶性アズレン”を配合しています。

奥の患部にも使いやすいジェル状液のスプレータイプです。

 
■トラフル軟膏(第一三共ヘルスケア)
容量:6g 希望小売価格:900円(税込 972円)
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出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/traful_oint/

抗炎症成分、組織修復成分、殺菌成分をトリプル配合しています。

患部に直接作用して炎症や痛み、はれをしずめ、口内炎・舌炎などの症状が、
見られる時に使われてみてはどうでしょうか。

 
■トラフル錠(第一三共ヘルスケア)
容量:24錠 希望小売価格:1,500円(1,620円)
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出典:http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/products/details/traful/

抗炎症成分トラネキサム酸が、炎症のもとに作用して痛み・はれがある時に使ってみてはどうでしょうか。

炎症を抑えるカンゾウ乾燥エキス、皮膚や粘膜の機能を正常に働かせるビタミンB2、B6、Cを配合しています。

 

まとめ

 

今回は大人が手足口病にかかった場合の口内炎に注目してみました。

子供と比較して重症化しやすい大人の手足口病ですが、その中でも口内炎の痛みが一番辛いようです。

根本的な治療ができない病気ですが、万が一感染してしまった場合は、自分の症状を良く観察し、必要に応じて対処してくださいね。

口内炎に効果を発揮する対処法はたくさんありますし、薬に頼ることで楽になるのであれば使うことも必要です。

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