幼児に熱中症の症状って?発熱、嘔吐など風邪と似ているケースも?

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毎日少しずつ日が長くなり、同時に一日の最高気温も少しずつ上がってきました。
最近では一気に暑くなる傾向があるので、
早い人は、そろそろ夏服の準備などを始められているのではないでしょうか?

さて、夏服の準備と同時に始めたいことがあります。
そう、夏、といえば熱中症対策です。

熱中症は、7・8月がピークではありますが、
身体が暑さにまだ慣れていない5月頃から発症することがあるのはご存知でしたか?
特に熱中症にかかりやすい小さいお子さんをお持ちの方は、早めの対策が望まれます。

そのためにも、今日は幼児の熱中症について、
なかでも特に注意したい「発熱」「嘔吐」の症状についてお話ししたいと思います。

子供の発熱や嘔吐は、風邪などの病気ではよくある症状ですから、
判断を間違えて誤った処置をしてしまうと、とても危険なんですね。

そんなことにならないためにも、正しい知識を身に付けていきましょう!


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子供は熱中症にかかりやすい?身体が受ける熱は太陽からだけじゃない!

 

何故子供は熱中症にかかりやすいのでしょう?

ひとつに、子供は大人よりも背が低いことがあります。

「熱射病は太陽の熱や高い湿度によって身体が熱くなり過ぎてしまうから起きる」
と大半の人が考えられていると思います。
それは決して間違ってはいません。

ですが、注意したいのは、ヒトの身体が影響を受けるのは太陽の熱だけではない、
ということです。

「照り返し」という言葉を聞いたことはありませんか?
地面が太陽の光を受けて高温になり、それ自体がまた熱源となってしまうことを指します。
そう、暑い時期には上下に熱源があると言っても過言ではありません。

 

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つまり、子供は背が低いため地面に近く、
太陽だけでなく、地面からの熱も受けやすいんですね。

ふたつめには、子供は大人よりも代謝が良い、ということ。
子供は大人より汗をかきます。
そのため、熱中症の症状のひとつである脱水症状に陥りやすいんです。

 


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もっとも注意したい熱中症の発熱!そのメカニズムとは?

 

暑いと身体は汗をかきますね。
そして汗には体温を下げる働きがあります。

汗は蒸発する時に身体の表面の熱を奪い、その熱を利用して蒸発、
空気中にその奪った熱を放散するので体温が下がる、という仕組みです。

ですが、汗をかき続ける一方で、水分と塩分の補給が行われなかったら、
いつかは汗がかけなくなってしまいます。

汗によって体温が下げられることがなくなってしまうと、
外部からの熱の影響を受けて、体内に熱を溜め込み続けることになります。
そのために、体温がぐんぐんと上がっていってしまうんですね。

これが発熱の仕組みです。
ここで処置を誤ってしまうと、上がり続けた体温は脳にまで影響を及ぼし、
意識障害が発生するなど、生命の危険に関わる事態になってしまいます。

 

意外に知られていない!?血液が原因の熱中症の嘔吐!

 

汗をかくのと同時にもうひとつ、
ヒトの身体が体温を下げるために身体が行っている行動があります。

それは、「皮膚表面の血管の拡張」です。
つまり、血管を拡げて血液量を増やしているんですね。

皮膚表面の血液量が増えると、体温が一時的に上がります。
そしてその熱を利用することで汗は蒸発する、というわけです!

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暑い時に汗をかくだけでなく、顔が赤くなったりしませんか?
それはこの血管の拡張によるものだったんですね。

しかし、これにはひとつ危険な側面があるんです。

皮膚表面の血液量を増やす際、
身体は内蔵の、特に消化器系の血液を流用しています。
そうすると、消化器系の血液は当然足りなくなりますよね?

つまり、消化器系の血液が不足した結果、
消化器系が正常に働かなくなり、嘔吐につながってしまうのです。

 

幼児に多い嘔吐の理由はもうひとつあった!血液と汗の関係性!

 

さて、幼児に多い嘔吐の原因として見過ごせないものがもうひとつ。
それは汗と血液の密接な関係がヒントになります。

水分と塩分は、身体の大部分を構成しているミネラル分です。

それらが汗のかき過ぎによって不足してくると、
身体の様々な機能に支障をきたします。もちろん血液もそのひとつです。

水分と塩分が不足すると、血液はドロドロの、質の良くない血液になります。
そうなるとヒトの身体は、その質の悪い血液を脳や心臓に送るまいと、
今度は血管を収縮させて血液の通りを悪くします。

この血管の収縮の刺激が頭痛や嘔吐につながることがあります。
特に子供は、体内の機能がまだ未発達なため、この刺激を思い切り受けてしまうんです。

12歳未満の子供に熱中症による頭痛や嘔吐の症状が多く見られるのは
こういうことなんですね。

 

風邪との見分け方!お子さんの手を握ってみましょう!

 

発熱と嘔吐の症状だけ見ると、風邪などの病気との見分けはなかなかに難しいですよね?
ですが、初期対応は間違いたくないもの。

子供のうちは、まだ自分の症状を的確に説明できないことがほとんどですので、
発熱・嘔吐の症状が出た時は、まずはお子さんの身体の状態を細かくチェックしましょう。

 

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手、特に指先が冷たい、なんてことはありませんか?

手の温度をチェックしてあげることが、
熱中症と風邪を見分ける一番手っ取り早い方法です。

熱中症で脱水症状になると、血液の質が悪くなるだけでなく、血液量も減ります。
つまり貧血状態になる、ということです。

熱があるのに指先を触ってみたら冷たかったり、
指の爪を押してピンクに戻るまでに時間がかかったり、というようでしたら、
熱中症と判断して良いかと思います。

そして、速やかに氷や濡れタオルで身体を冷やし、
病院で適切な処置を受けてください。

 

大切なお子さんを守るそのために…

 

子供の熱中症は、大人以上に危険度の高いものです。
しっかりと対策して、未然に防ぎましょう。

 

■日中はこまめに涼しいところで休憩を!
その際に、水分と塩分の補給を一緒に行ってあげるといいですね☆
20分ごとの休憩と水分補給が理想と言われています!

 

■通気性のよい服を着せてあげましょう!
綿や麻素材の服をチョイスしましょう。
また、ポリエステルでも、吸水速乾加工がされているものなら通気性は良いようです。

また、襟ぐりが広めのもの、ゆったりと着られるもの、など
デザインにも気を配ってあげると良いですね☆

 

■帽子の着用を徹底して!
身体がじかに受ける熱を少しでもカットしてあげることも大事です!

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■汗をふき過ぎない!
汗をかくとあせもが心配でこまめにふきたくなる気持ちは、よく分かります。
ですが、汗をかいているうちは身体の冷却機能が正常に働いている証拠ですから、
きちんと汗を蒸発させてあげましょう!

 

この記事のまとめ

 

子供に多い熱中症の発熱と頭痛について、今回はお話しさせていただきましたが、
いかがでしたでしょうか?

家族でレジャーの計画を立てることの多い夏、
きちんと熱中症対策も行って、お子さんと一緒に楽しい夏を過ごしてくださいね!

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