大人の熱中症の症状!発熱や悪寒を伴う場合はどうする?

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冬から春・初夏にかけてのカラッとした陽気に、
いつの間にかジメジメとした夏の匂いを感じるようになってきましたね。
気温も上がり、早くも電車や建物内で冷房がつける日が出てきました。

汗をふくハンカチが手放せなくなってくるこの頃になると、
ドラッグストアなどで見かけることが増えるものがあります。

そう、熱中症対策グッズです。

今日はそんな熱中症の症状のなかでも大人が発症しやすいとされる
「発熱」のお話しです。

悪寒を伴う場合もあるので、
夏風邪と見分けがつきにくいのがくせ者の、熱中症の発熱。

何故大人に多いのか、どうやって対処すればいいのか、
ひとつずつひもといてゆきましょう!


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発熱した時はすでに緊急事態!?

 

熱中症による発熱を知るうえで、重要なキーワードは「汗」です。

通常、身体が平熱よりも高い温度にさらされた時には、
脳が汗をかくよう指示を出します。

汗というのはヒトの体温維持に重要な役割を果たしているのはご存知ですか?

皮膚表面の汗は体温やまわりの空気の熱を吸収し、その熱を利用して蒸発します。
これによって体内の熱が奪われ、温度が下がる、という仕組みです。

 

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打ち水と同じような原理と思って頂けると分かりやすいですね。

ですが、日本の夏にありがちな湿度の高すぎる日になりますと、
空気中の水分が多すぎるため、汗が蒸発せずに流れ落ちる一方になります。

一方で、汗をかき続ければ、それを構成する水分と塩分は、着実に不足していっています。
材料が足りなければ、いずれは作れなくなる、というのは
想像に難くないですね。

そう、汗が出なくなります。

汗が出なくなるということは、身体の冷却が出来なくなる、ということです。
冷却ができなくなると、体温は外気温に合わせてどんどんと上昇してゆきます。
これが発熱への第一歩です。

ヒトの持つ本来の身体機能が働かなくなる、というのは一大事です。
発熱が認められるのは、熱中症が既にある程度進行してしまっているということです。

 


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悪寒がしたら要注意!病院へ行くタイミングと夏風邪との見分け方

 

熱が上がり続けると、脳も当然ヒートアップしていきます。

そうなると、身体のバランスを保つ役割を持つ自律神経にエラーが発生し、
実際の体温と、認知の温度にずれが生じてしまうんです。

つまり、身体はとても熱いはずなのに、「寒い」と認識してしまうんですね。

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悪寒を感じるころには、体温は38度を超えていることがほとんどですので、
こうなったら速やかに病院へ行きましょう。

発熱と悪寒は、夏風邪の症状とも重なりますが、
ウイルスを退治しようと自衛のために発熱するのとでは、わけが違います。
夏風邪かな、と思って処置を誤ると、大変なことになりかねません。

夏風邪は発熱のほかに、ウイルスを排出するために鼻水やくしゃみなどが
症状としてあらわれますので、
それらがなかったら、熱中症と判断しましょう。

 

 

 

大人に多い熱中症の発熱!それはなぜ?

 

熱中症の発熱のメカニズムはお分かりいただけたかと思います。
では、何故大人に多いのでしょう?

子供と違って大人は体力がありますから、
熱中症の初期症状のめまいくらいなら、なんとなく我慢してしまうことが多い、
というのがまずひとつです。

そしてもうひとつは、「大人が熱中症を発症するのは屋内が多い」という
ポイントにあります。

熱中症というと、どうしても「日射しの強い屋外で発症しやすい」という
イメージがありますね。

ですが、屋内でも、条件さえそろえば発症の危険が十分にある、
ということはご存知ですか?

そして、屋内で熱中症が起きるメカニズム、というのはあまり知られていません。

そうです、大人は子供よりも仕事などで屋内にいることが多く、
また、屋内では熱中症が起きる条件を満たしていることに気付きにくいんですね!

身体の不調に気付きながらも、熱中症と断定できないまま、
症状を進行させてしまっているわけです。

 

 

 

屋内の熱中症の危険!オフィスワーカーは要注意!

 

最近はエアコンの設定温度を28度に設定している企業が増えていますが、
28度というのは熱中症の発症リスクのギリギリの温度なんです

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熱を発しやすいパソコンやサーバーの近く、また日射しが入る窓際の席ですと、
エアコンの温度設定よりもはるかに暑くなっている場合があります。

また、エアコンがついていることで空気が乾燥しているため、汗をかきません。
そのため、「暑いな」と思っても、熱中症になるほどではない、と判断して
放置してしまう方が多いんですね。

そして汗をかかないことで、体内には着実に熱がこもっていき、
やがては脳がヒートアップして、発熱・悪寒につながっていく、というわけです。

日があたらないから、エアコンをつけているから、と油断せず、
炎天下にいる時同様の危機感を持って、対策をしてくださいね!

 

 

受診とセットでしてあげたい、発熱・悪寒への対策法!

 

熱中症で発熱や悪寒の症状が出た段階でまずすべきことは、
医療機関での受診です。

ですが、一度おかしくなってしまった体内の機能を戻すのには、
少なくとも2~3日必要と言われています。

その2~3日は非常に重要な期間ですので、受診後も安静に過ごして下さい。
すぐに熱が下がったとしても同様です。

また、以下のようなことを併せて実践して、
なるべく早く身体を元に戻してあげましょう!

 

■身体の冷却をしましょう!
熱中症の発熱は、身体を冷やせば自然と落ち着きますので、
解熱剤を飲むより、クールダウンを優先しましょう。

この時冷やすといいのが、
頭・首の側面・わきの下・内ももの付け根の4カ所です。

頭は脳をクールダウンするのに必要ですし、
それ以外の3カ所は、太い動脈が皮膚近くを通っているところですので、
これらを冷やしてあげると、比較的早く体温が下がります。

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氷と少しの水を入れたビニール袋をタオルでくるんで氷のうにしてあげるのが
おススメですよ☆

 

■栄養を摂りましょう!
最優先は塩分と水分です。

ヒトの身体は、そのほとんどがミネラルで構成されているので、
このふたつを補うだけでだいぶ違います。
スポーツドリンクを飲むのがもっとも手っ取り早いですね☆

また、ミネラルが不足したことで、体内の他の栄養素も失われています。
ビタミンを中心に、熱で疲労した身体に優しいものを食べましょう!

 

 

 

この記事のまとめ

 

いかがでしたか?

意外に怖い熱中症の発熱と悪寒。

ですが、熱中症は正しい知識を持って事前に対策すれば
十分に防げるものです。

屋外でも屋内でも、正しい知識で自分の身体をケアしてあげてくださいね☆

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