熱中症の症状の発熱が続く期間は?翌日には治るの?

13-1

ひんやりしていた空気が少し暖かくなったかと思ったら、
早くも少し湿度の高い、じっとりとした暑さの日も出始めました。

暑いとは思わなくても、
室内や電車内に入った途端、じわっと汗ばんでしまうような日もありますね。

さて、湿度と気温が高くなってくると、
耳にすることの増えるキーワード、「熱中症」

毎年多くの方が熱中症で亡くなられた、という悲しいニュースを耳にしますよね。

実は、熱中症の様々な症状の中でも危険度のもっとも高いのが、
今回お話する「発熱」です。

発熱は、熱中症の諸症状のなかで長引きやすいもののひとつでもあります。
会社にお勤めの方やお子さんをお持ちの方など、
「あまり休めない」方には実に嫌な症状ですね。

「翌日には元気になれるのかな?」「どれくらいの期間休まなきゃいけないの?」

発熱が実際に起きてしまった時に、こんな風に悩んでしまってきちんと休めなかった、
なんてことになるのは困りものです。

ですので、今回はそんな油断できない発熱についてお話ししたいと思います!


Sponsored Link


実は危険な発熱!身体が熱くなるから熱中症ではありません!

 

熱中症の症状には3つのステージが設定されているのはご存知ですか?
進行に合わせて、Ⅰ度→Ⅱ度→Ⅲ度とカテゴリ分けされているんですね。

さて、皆さん。ここで問題です。
発熱は3つのステージのどのあたりに位置すると思いますか?

暑い時期に発生する身体のトラブルであることや、
「熱」という文字がその名前に入っていることで、
発熱を初期症状のⅠ度ととらえている方は、少なくありません。

実はⅠ度の症状に発熱は含まれません。
ではどこかといいますと、
Ⅱ度で「39度までの発熱」、Ⅲ度で「39度以上の発熱」とカテゴライズされています。

ちなみにⅡ度は「医療機関への診察を必要とするレベル」
Ⅲ度は「入院を要するレベル」と言われています。

13-2

つまり発熱がみとめられた段階で、
正しい処置を行わないと命の危険がある、ということです。

発熱が何故そんなにも危険視されるのか、原因は何なのか、
それらを熱中症のメカニズムから考えてみましょう。

 


Sponsored Link


油断は大敵!発熱は脳のSOSサイン!

 

ヒトは恒温動物、つまり気温の変化に関係なく、
常に体温を一定を保つ生物です。

「平熱」というのがありますね?
これがヒトにとって維持しなければいけない体温ということです。

暑い日に汗をかくのは、
皮膚の表面から汗を蒸発させ、空気中に体内の熱を放出することで、
体温を一定に保とうとする身体の働きといえます。

しかし気温や湿度が高すぎると、汗をかいても蒸発せず流れ落ちる一方になり、
同時に身体の維持に不可欠な水分と塩分も、
汗をかくスピードにあわせて失われていきます。

発熱を含むⅡ度やⅢ度の症状というのは、水分も塩分も枯渇しきって、
汗があまり出なくなったあたりから出てくるものが多いんです。

汗が出ないことで身体に熱が溜まり続け、
さらに水分と塩分が不足したことで、血流・血液の質が共に悪くなり、
ついには脳、特に体温調整を司る自律神経にダメージを与えてしまいます。

13-3

体温調整を担当する自律神経がダウンしてしまうと、どうなってしまうでしょう?

そうです、適切な体温が維持されず、
気温にあわせてどんどんと上昇してしまう、ということです。

「発熱は長引くことがある」と冒頭で申し上げたのは、
発熱が脳のダメージのあらわれだったからなんですね。

 

これが一番知りたい!「いつまで続くの!?」

 

発熱は長引くことがある、と言われると
やはり一番気になるのは「いつまで続くのか?」ということですよね。

先にお話ししたように、熱中症による発熱は、
体内のミネラルバランスの崩れによる脳のトラブルです。

つまり言ってしまえば、
「体内のミネラルバランスが回復したら完治」ということです。

ウイルスのように薬で活動を停止させてしまえば完治、
というわけではないので、何日後には回復できる、と明言するのは、
なかなかに難しいんです。

ただ、適切な処置を行えば、
体内のミネラルバランスは、大人の場合で長くて2~3日で回復する、
と一般的に言われています。

大人よりも体力がなく、また、体内の機能もまだ未発達な子供の場合ですと、
一週間程度と考えてあげた方が良いでしょう。

もちろん翌日に熱が下がり、元気になる場合もあります。

ですが、発熱が脳のダメージである以上、油断しないでくださいね。

13-4

体内はまだ修復の途中ですので、
しばらくはなるべく安静に、身体にやさしい生活を送ってあげてください。

 

はやく元気になりたい、なってほしいあなたへ

 

身体の自浄作用にまかせる形になってしまうため、
具体的な期間が明言できない熱中症の発熱。

それでもやっぱり早く元気になりたいし、
大切な人には早く元気になってもらいたいですよね?

そんな時は、少しでもつらい時期を短くできるように、
身体の自浄作用の手助けをしてあげましょう。

 

■クールダウンを!
身体の機能に頼れないなら、自分で体温を下げる工夫をしましょう。

風邪などのように、身体が自主的に熱を発しているわけではないので、
解熱剤はNGです。
氷嚢や濡れタオルなどを使用して下さい。

 

■脳にストレスを与えない!
不眠や疲労で、脳に余計なストレスを与えないよう、
仕事も遊びもほどほどに、安静第一で過ごしましょう。

 

■身体に必要な物をきちんと摂る!
まずは水分と塩分です。
両方を効率よく摂取できるスポーツドリンクなどを、優先して飲むようにしましょう。

13-5

また、塩分が不足すると、連鎖的にビタミンも不足します。
ビタミン豊富な食べ物を選んで摂取するだけでもだいぶ違ってきますよ。
総合ビタミン剤やサプリメントなどの摂取もおススメです☆

 

この記事のまとめ

 

いかがでしたでしょうか?

暑くなっても、外に出ないわけにいかない方、
暑くなったからこそ、レジャーなどで外出したい方、
さまざまだと思います。

だからこそ、きちんと知っておきたい熱中症。
そのなかでも特に正しい知識が必要な発熱について、
今回はお話しさせていただきました。

対策をしていれば確実に防げる、とはいえ、
なってしまったらやっぱり怖いですよね。

そんな時には、この記事を思い出して正しい対処をしてくださいね☆

Sponsored Link

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ