熱中症の症状には寒気のサインが?対策や処置の方法をご紹介!

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春の陽気から一転、「夏日」などと呼ばれるような暑い日が目立ち始めてきましたね。
最近は春と夏の中間のような陽気の期間が
めっきり短くなってきているように感じます。

さて、今日はもはや夏の風物詩のような扱いになりつつある「熱中症」、
そしてその症状のなかでも特に心配な「寒気」のお話です!

「え!?熱中症なのに寒気?」
そう思われる方も多いかと思います。
また、実際に寒気を感じたのに熱中症と診断されて戸惑った、
なんて経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

一緒に「熱中症による寒気」について、
その原因や、実際に起きてしまった時の対処法などを探っていきましょう!


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熱中症による寒気は意外な落とし穴!

 

もはや非常にメジャーな単語となっている熱中症。
高温多湿の場所に長い間い続けることで、

・ヒトの持つ、体温を適切な状態で維持するための冷却機能がおかしくなってしまう
・汗をかきすぎることで、身体に必要な水分と塩分が不足してしまう

などのトラブルが発生し、身体に様々な症状を引き起こすもの、というのが
皆さんの持つ熱中症の基本的なイメージかと思います。

しかし皆さん。
「熱中症は熱くなるもの」と思い込んでいませんか?

「熱中症」という言葉と、これらの原因によって、
熱中症の症状としての「寒気」を知らない方がとても多いんです。

「寒気がしたから」といって熱中症の可能性を除外してしまうと、
処置が遅れ、症状が重篤化してしまう、なんてこともありえます。
熱中症による寒気というのは、知らないと非常に危険な存在なんですね。

 

どうして「熱中症」なのに寒気がするの?

 

身体の冷却機能のトラブルで熱中症が起きてしまうことは、
既に皆さんご存知かと思います。

「冷却機能がおかしくなるのだから寒くなるのは変じゃない?」
そうですね、とても良く分かります。

ですが、その「変な」ことが発生するので、
実は医療の現場では、熱中症による寒気は
非常に危険なサインとして認識されています

それは何故なのか?
ここではその原因と、熱中症で寒気が発生する理由から一緒に学びましょう。

身体の冷却機能が働かなくなると、
身体は冷やされることなく体内に熱を溜め込み続け、
結果として体温が上がり続けてしまいます。

ヒトの身体は機械と同じで、熱を持ち続けると、
メインシステムがダメージを受けます。
ヒトの身体のメインシステムとは…そうです、です。

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脳はヒトの認知を引き受けているので、
脳に異常が発生してしまうと、
身体は熱くなっているはずなのに、「寒い」と誤認してしまうんです。

さらに、「寒い」と感じているので、脳は発汗も停止させてしまいます。
発汗は身体の冷却機能に大きくかかわるものですから、
これが止まってしまうと、身体はよりいっそう熱を貯め続け、
そして脳にダメージを与え続ける…という悪循環に陥る結果となります。

つまり、熱中症による寒気が危険なサインとして認識されているのは、
ひとえに「脳がダメージを受け始めているから」なんですね。

 


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危険な寒気…起きてしまったその時には

 

熱中症による寒気がとても恐ろしいものであるということは
お分かりいただけたでしょうか?

ですので、もし万が一皆さんご自身や、周りの方、特に小さなお子さんやお年寄りの方が、
暑い日に熱中症の諸症状と併せて寒気を訴えた場合、
適切な処置が必要となってきます。

ここではその方法についてお話しします。

 

■すぐに救急車を呼んで!
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すでに脳がダメージを受け始めているので、
プロにまかせましょう。

そして、救急車が来るまでの間に、出来る限りの応急処置をしましょう。

涼しい場所へ移動、水分補給をする、など良く知られている処置に加えて
以下のような処置を行うとより効果的ですよ!

 

■適切な姿勢で安静に!
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(出典:http://image.rakuten.co.jp/oyasumi/cabinet/94/218-000001-18.jpg)

足が頭より30センチほど高くなるよう、クッション、カバンなどで調整し、
仰向けに横たわるのがベストです。
その際に、ボタンやベルト、ホックをはずして、衣服の締め付けを緩めましょう。

貧血の時の処置と同じですね。
ダメージを受けた脳に少しでも血液、つまりエネルギーを送ってあげましょう。
症状の進行を遅らせることができます。

 

■体温を下げる処置を!
首筋やわきの下、また太ももの内側(鼠蹊部)を
濡れタオルなどで冷やすとより効果的です!

 

そもそも熱中症にならない!

 

ここまでの内容で、少し怖くなってしまった方もいらっしゃるかと思います。

確かに熱中症による寒気は危険信号です。
ですが、適切な処置を行えば必ず回復するものです。

何より熱中症にならないよう対策をきちんと行っていれば、
確実に避けられるものです。

熱中症対策として以下のことを日常的に心がけましょう!

 

■身体を冷やす
帽子で日射しをさえぎる、長時間屋外にいない、日陰を歩くようにする、
室温を28度以下に保つ…などなどあります。

保冷剤をタオルにくるんでこまめに顔に当てる、なんてことを
されてる方もいらっしゃいます。
出来ることを最大限しましょう。

 

■水分と塩分の補給は欠かさない
最近はコンビニエンスストアなどでも、熱中症対策として、
塩分のタブレットやキャンディなどが売っていますので、
水と併せて常備しておくとよいでしょう。

塩分のタブレットなどに抵抗のある方は、
水分と塩分を一度に摂取できるスポーツドリンクがおすすめです☆

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これだけで、熱中症になる可能性はだいぶ下がります。
身体のコンディションに常に気を配ってあげましょう。

 

この記事のまとめ

 

ここまで、熱中症の症状としての寒気について一緒に学んできましたが、
いかがでしたか?

最近は日常的に聞く「熱中症」という言葉ですが、
脳にダメージを与えてしまうこともある、深刻なものだったんですね。

皆さんと、皆さんの大切な人たちのためにも、
「よく聞くし、なっている人も多いから…」と軽く見ずに、
きちんとした対策を行ってくださいね!

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