自律神経失調症の症状!蕁麻疹やげっぷがでるときは?

 

夏本番らしい日差しと気温の日が続き、日中でも、夏休みに突入した子供の声が聞こえるようになりました。

夏休み、と言っても、お子さんをお持ちの方には逆に忙しい季節になるのではないでしょうか?

 

また、会社勤めの方にとっても、上半期の終わりが近づいているので、やはり忙しい時期と言えますね。

 

花火大会に海にプール、と楽しいイベントが多いイメージのある夏ですが、人によっては、

暑さによる身体的な負担に加え、忙しくなることによる睡眠不足やストレスも多くなります。

 

実は夏って、とてもストレスフルな時期でもあるんですね。

そのため、この時期に流行しやすく、気を付けたい病気に、自律神経失調症が挙げられます。

 

自律神経失調症といいますと、ストレスなどによって起きる病気であることは、よく知られていますね。

また、その症状も多岐に渡ることも、ご存知の方は多いと思います。

 

今回は、そんな自律神経失調症の症状から、「蕁麻疹」と「げっぷ」について一緒に学んでいきましょう。


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自律神経失調症ってどんな病気?

 

まずは簡単に自律神経のメカニズムについて学んでおきましょう。

自律神経とは、脳の視床下部に存在する交感神経と副交感神経の2つを指します。

 

交感神経は、活動や緊張を担当することで、筋肉や心配の動きを管理し、

そして副交感神経は、休息や回復を担当し、胃腸などの消化器官の働きを管理しています。

 

この交感神経と副交感神経が、ちょうどスイッチのON・OFFのように、状況に応じて

主導権を握ることで、ヒトの身体はバランス良く活動できているんですね。

 

ところが、このON・OFFの切り替えがうまくできなくなってしまいますと、当然ヒトの身体のバランスも崩れてしまいます。

そうして身体の様々な器官に支障をきたしてしまうのが、自律神経失調症というわけです。

 


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蕁麻疹の原因は交感神経だけじゃない!?

 

自律神経失調症の原因がストレスや睡眠不足が原因であることが多いため、

「自律神経失調症=緊張を担当する交感神経が主導権を握り続けていることが原因」

 

と思ってしまいがちですが、決してそれだけではありません。

自律神経失調症はあくまでも、「交感神経と副交感神経のバランスの乱れが原因の病気」です。

 

副交感神経が優位に働き過ぎてしまっても、やはりバランスは悪いですよね。

実は蕁麻疹は、交感神経・副交感神経のどちらが働き過ぎても起こる、非常にデリケートな症状なんです。

 

蕁麻疹とは、簡単に言えばアレルギー反応のことです。

そして、交感神経と副交感神経のどちらが強く出ているかで、アレルギー反応の起こるメカニズムが大きく変わってくるんですね。

 

 

交感神経が優位に働いたときの蕁麻疹って?

 

ストレスを感じている状態というのは、身体が緊張状態にある、ということです。

つまり、ストレス過多になると、緊張を担当する交感神経が前に出続ける結果になります。

 

身体が常に緊張している、というのは、身体が刺激に対して過敏になっている、ということでもあります。

 

アレルギーというのは、ある一定の刺激の強さを超えた時に現れる症状ですが、

交感神経が主導権を握り続け、身体が過敏になっていますと、

この「ある一定の刺激の強さ」の範囲が著しく狭まる結果になります。

 

つまり、少しの刺激でも身体が反応する、いわば蕁麻疹が起こりやすい状態になってしまうんですね。

その他にも、交感神経から分泌されるアセチルコリンという物質の過剰分泌による、コリン性蕁麻疹が発症する場合もあります。

 

このアセチルコリンという物質は、発汗をきっかけに交感神経の末端にある汗腺から分泌されます。

緊張すると汗をかきやすくなりますよね?

 

つまり、常に緊張状態にあるとより汗をかきやすくなり、汗をかいた分だけアセチルコリンが

分泌されるため、過剰分泌となり蕁麻疹が出てしまう、というわけです。

 

 

副交感神経が優位に働いても蕁麻疹が!

 

では、身体のON・OFFが上手にできなくなり、OFFの方の副交感神経が優位に働き続けるとどうなってしまうのでしょうか?

最初に、副交感神経は休息や回復を担当し、胃腸などの消化器官の働きを手伝っていることをお話ししましたね。

 

副交感神経が優位に働き過ぎてしまうと、体内のリンパ球が増加します。

リンパ球というのは、病原体を発見・退治し、身体の回復を手伝ってくれる存在です。

 

となると、増えてもあまり問題はなさそうですよね?

 

ですが、リンパ球が増えてしまう、ということは、言ってしまえば身体の検閲が厳しくなるということで、

今まで反応しなかったものに対しても反応してしまうようになってしまうんです。

 

そう、緊張状態の時とは別の方向性で身体が過敏になってしまい、蕁麻疹を引き起こすことになってしまうんですね。

 

 

自律神経失調症でげっぷ?

それでは、げっぷはどうでしょうか?

 

げっぷというと、お腹いっぱい食べすぎてしまった時や、炭酸飲料を飲んだ時などに出てしまう印象ですが、

これが自律神経とどう関係していくのか、ここで一緒に考えてみましょう。

 

ストレスなどで身体が耐えず緊張状態にあると、浅く早い口呼吸が増え、

そのため同時に口の中も乾くため、ヒトは無意識のうちに唾液を飲み込もうとします。

 

これが一時的なものでしたらさほど問題ではありませんが、これが続きますと、

呑気症(どんきしょう)、または空気嚥下症という症状を引き起こします。

 

口呼吸というのは、飲み込む空気に比べて、吐きだす空気はあまり多くありません。

さらに唾液を飲み込む際にも空気を飲み込んでいるため、取り入れられた空気がどんどん溜まっていってしまいますね。

 

緊張状態で交感神経が優位に働いているとき、副交感神経が担当する胃腸の働きは低下しています。

ですから、胃は、口から食道を通り送られた大量の空気の処理ができなくなってしまいます。

 

胃にたまった余分な空気は、やがて許容量を超えて、げっぷと言う形で、来た道を戻っていくんですね。

また、ストレスというと、食欲不振になるイメージが強いかと思いますが、逆に食べ過ぎてしまう、という方もいらっしゃると思います。

 

いわゆる「やけ食い」ですね。

これは、身体がやけ食いで胃を動かして副交感神経を優位にし、リラックスしようとしているためなんですね。

 

やけ食いで多量の食べ物を胃に送ると、当然胃の中は食べ物でいっぱいになります。

ですが、そもそも胃の中には、胃液を撹拌したり、胃の大きさを保つために、常に一定量の空気が存在しています。

 

つまり、胃の中が食べ物でいっぱいになってしまいますと、その空気は居場所がなくなります。

そう、その空気はやはり食道を通ってげっぷとして排出されるんですね。

 

 

蕁麻疹やげっぷを改善するには??

耐えがたいかゆみを伴う場合もある蕁麻疹や、あまり行儀の良くないげっぷ、どちらもなんとかしたいですね。

自律神経失調症による症状の改善は、交感神経と副交感新家のスイッチを意識的に切り替えるようにするしかありません。

ここでは、どのようにしてスイッチングを行えば良いのかをお話ししたいと思います。

 

起きたら冷たい水を飲む

起きて最初に冷たい水を飲むことで、体内の温度が下がり、いわば「目が覚めた」状態になります。

そうすることで休息状態から活動状態へ、さっとスイッチを切り替えることができるんですね。

 

きちんと太陽の光を浴びる

紫外線に当たると、体内時計のリセットが行われます。

体内時計のリセットは、身体にスイッチのON・OFFを正しいタイミングで行ってもらうために、非常に大切な要素です。

 

ですが、汗をかくまで外にいますと、今度は暑さで身体がストレスを感じ始めてしまいますし、

発汗するほどの暑さは、先ほどお話ししたコリン性蕁麻疹や、暑さへのアレルギー反応である

温熱蕁麻疹にもつながってしまいますので、気を付けてくださいね。

 

ぬるめのお風呂にゆっくりつかる

こちらは活動状態から休息状態への切り替えに、もっとも有効な方法です。

37~38度の、体温より少し高い温度のお湯にゆっくりつかって、じんわりと体内を温めることで、身体がリラックスモードになっていきます。

 

その状態で布団に入ることで、スムーズに眠りにつくことができるため、きちんとスイッチをOFFにしてあげることができます。

 

こまめに深呼吸をする

深呼吸は、体内に必要な量の空気をすみずみまで送ることができ、また、余分な空気を

全て吐きだすだけでなく、吐きだす際に脱力するため、緊張した身体をほぐす作用があります。

 

一日の終わりに深呼吸をして身体をほぐしてあげるだけでなく、一日の初めにも深呼吸をしてみましょう。

身体に送り込まれた空気がスイッチを正しくONに切り替えてくれるでしょう。

 

一日の最初と終わりだけでなく、ちょっとした瞬間にも深呼吸をしてあげることで、さらにその効果が上がります。

ぜひ実践してみてくださいね。

 

 

この記事のまとめ

いかがでしたか?

自律神経失調症の原因というと、交感神経ばかりが注目されがちですが、副交感神経も決して見逃せません。

 

自分の症状を冷静に観察して、どちらのスイッチの働きを抑えて、どちらのスイッチを優位にして

あげなければいけないのか。これが自律神経失調症の改善のカギになると思います。

 

体調を崩すとパニックになりがちですが、そんな時こそ、自分の身体のスイッチをきちんと

見直して、上手にコントロールができるように調整していきましょう。

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